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2007年06月22日

ユカコさん【とねっこ通信】

天気が続いたので牧草作業が始まりましたが、前回私のエントリーのつづき。

今年、カルストンライトオを種付けしたのは・・・

ジャジャン!ユカコさんでした。
久しぶりに繁殖牝馬のご紹介とまいります。

▼トーホウユカコ
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■トーホウユカコ 1995年1月30日生
A.P.Indy
   1989
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
Crown Silver
   1986
Spectacular Bid Bold Bidder
Spectacular
Gold Treasure Northern Dancer
Treasure Chest


現役時代はデビュー勝ちしたものの、9戦1勝2着1回という成績でした。
ようこたん」の母で、他にトーホウバルカン(3歳牡水沢千葉四美厩舎)、トーホウミラクル(2歳牡栗東柴田光陽厩舎)の2頭を産んでいます。

今回は主にカルストンライトオを種付けした理由について。

ユカコさんの血統には2つのポイントがあると思います。
1つは、この3代血統表のなかにみえる種馬の父系。

父A.P.Indyは現在北米リーディングサイヤーで、今年102年ぶりに牝馬でベルモントステークスを勝ったRags to Richesを輩出しており、ココばっかり目立ってしまいますが、曽祖父4頭がすべてネアルコ系で、吉沢先生のようにいうと主流血脈一色で塗りつぶされた濃い血統、中島理論的には父系統3代までがネアルコ系の嫌な感じの血統、といえるかもしれません。

よって、交配される種牡馬は異系であることが望ましいと今年は考えました。

もうひとつのポイントは、3代母のTreasure Chest。
父Rough’n Tumble母Iltisという血統の牝馬ですが、5つ年上の全姉(まったく同じ血統の姉)にMy Dear Girlという馬がいまして、In Reality(インリアリティ)のお母さんなのです。

つまり、ユカコさんはマンノウォー系中興の祖ともいえる種牡馬を輩出した良家のお嬢様でもあるんですね。
かなり天然の性格なので、毎日接しているとそうは感じないのですけど…。

というわけで、ユカコさんに異系血脈インリアリティ系のカルストンライトオとの配合では、

My Dear Girl=Treasure Chestの全姉妹クロス4×5

が生じます。
ちょっと祖先が遠のいていってますが、この牝系の優秀さを取り戻そうというのがコンセプトです。

おまけに、ユカコの父の父はSeattle Slew(シアトルスルー)、インリアリティ系×シアトルスルー系の配合といえば、Tiznow(ティッズナウ)と一緒…。
これはなんちゃって、スミマセン。
鉄の馬ジャイアンツコーズウェイ、凱旋門賞6馬身差圧勝のサーキーをそれぞれ競り落としてBCクラシック2連覇を果たしたアメリカンヒーローを引き合いに出すのはかなり強引でした(笑)

こんなふうに過去の名馬がこうだったああだったというのは、必要条件でもなければ十分条件でもないよ、なんて小学生にも論破されそうな理屈を言ったりもしていますが、種馬の選定には、他にも種付け料、競争成績、馬体、仔だし、産駒成績、売れ筋などなど様々なファクターも考慮します。

結果がわかるのは数年後。
そのとき読み返すと笑っちゃうかもしれませんね。
あとは、落っこと(流産)されないように祈って来年の出産を待ちます。

飯田秀倫



▼トラクターで牧草作業中の能重氏。

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▼作業終了後、とねっこの癒し。

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日時: 2007年06月22日 01:55
カテゴリー: 繁殖牝馬ご紹介