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2007年03月08日

とねっこ誕生!【とねっこ通信】

牧場では、「とねっこ」は5頭生まれました。いまのところ無事にお産がすすんでいます。
一頭生まれてからというもの牧場はてんやわんやの状態。母子ともにもっとも手のかかる時期です。

仔馬は生れ落ちたその日から、体のあちこちを触ってやったり、検温したり、脚を触診したりに馴らしていきます。
健康状態のチェックであるとともに、仔馬とのコミュニケーションの機会でもあり、なるべく「よしよし」してやって、良好な関係を築けるように気を配っています。うまくなついてくれたら、その後の仕事がスムーズになりますが、失敗して警戒心を与えるとその後いろいろ苦労します。でも仔馬は基本的になつっこいので、たいていはすぐ仲良しになれますよ。
ここらへんが牧場従業員として一番楽しいところかもしれません。

▼仔馬「ベニー」と戯れる牧場従業員。
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その他、初乳からちゃんと免疫抗体を摂取できかたどうかをチェックするための採血検査や、下痢の予防のための乳酸菌製剤の投薬、人について歩く練習や肢軸異常(脚曲がり)のチェックなどなど、はやいうちにやっておかなくてはならないことが多々あります。これが一頭ならまだしも2頭3頭と重なってくると毎日がアッ!という間に過ぎていく感じですね。

そうこうしているうちに、生後1週間から10日もすると、母馬には「一発情」といって、出産後最初の発情がやってきます。
発情の状態をみながら直腸検査を獣医さんにお願いして、排卵直前とわかったら、予定している種馬のいる種場所へ馬運車で親子ともどもドライブです。

この「一発情」がくるころに、たいていの仔馬が下痢をします。これは「発情下痢」と呼ばれています。
馬は、腸内で食物を消化するのに腸内細菌の力を借りていますが、生まれたときにはこの細菌を保有しておらず、仔馬は母親のボロを食べることでそれを摂取し、腸内に有益な菌を住まわせ「菌嚢」というものをつくろうとします。この菌嚢が形成されつつあるころに親の乳以外の食物(馬房のなかの草わらや親のエサの食べかすなど)を食べはじめ、食生活の変化を起こすと、消化しきれずに下痢をおこすというのが、最近の説(ついこのあいだ獣医さんに聞いた話)のようです。

下痢といってもすぐ解消されるものなのでたいして心配はありません。

ところが、アメリカのケンタッキーやオーストラリアなどでは、放牧地でお産をするケースが多いそうなのですが、放牧地で生まれてそのまま外で育つ仔馬は、この最初の下痢がこないそうです。やはり自然が一番ということなのでしょうが、北海道はそれらの馬産地にくらべ寒さが厳しいですから、屋内で出産させざるを得ません。ちょっと外国がうらやましい気もします。

とにかく今が一番手のかかる仔馬ちゃん。さながら小悪魔どもです。
カワイイので、やんちゃしても、たいていのことはゆるしてしまいます。

▼生後一週間の「コロすけ」推定体重60kg
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「おっす!コロしゅけ!」と呼びかけるイタイ従業員複数存在。

▼生後10日目の「コロすけ」ちょっと成長。
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▼ひとつ年上の姉「ぺこたん」生後一年。
 推定体重350kg。恐るべき成長力です。
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この馬をみて「あれ?ダイワスカーレットがなんでここに?」とつぶやくアホ従業員数名存在。

飯田秀倫

中村騎手復帰!おめでとうございます!
ご活躍楽しみにしています。
ご縁がありましたら、またウチの生産馬も是非お願いします。

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blandfordがいったんお預かりして、責任を持ってお渡しいたしますm(_ _)m

日時: 2007年03月08日 18:48
カテゴリー: とねっこ便り