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2007年01月31日

引き運動の重要性【とねっこ通信】

繁殖シーズンが近づいてきて、牧場が少しずつソワソワしてきました。 タンポポには発情がくるし、アイリス、パールらのお乳も張ってきて、子供を産むための準備が着々とすすんでいます。

馬の妊娠にもいろいろなステージがありますが、一番大事で気を使うのは、妊娠後期の3ヶ月間。 この間にお腹の中の仔は、急速に大きくなり仔馬の全発育量のうち6割ぐらいが行われます。 当然、栄養の要求量も増えるので、竹島牧場でも出産3ヶ月前から徐々にカイバの量を増やします。 仔馬の骨形成にも重要な時期ですので、カイバの設計には気を使いますね。

それから大切なのが運動です。 冬場、お腹の大きい受胎馬はあまり動きません。 お母さんがうごかないと、中にいる仔馬もあまり動かないで、時には間違った姿勢でじーっとしたりします。 そうすることで、生後の仔馬の肢軸異常(脚曲がり)が起こる原因のひとつと考えられています。 それを回避するためにも、またお産を軽くするためにも、予定日の1ヶ月前ぐらいから、引き運動を開始します。

新生児馬の脚曲がりは、あまり珍しくなくて、けっこう曲がってでてきます。 多くの場合、ほっといても直ったり、「矯正削蹄」や手術によって直すことが出来ますが、あまり程度がひどいと直りきらず、将来の故障の原因になるかもしれません。 「走る走らない」の前に「壊れるか壊れないか」の心配なんてつまらないですよね。 後々の苦労を考えると、受胎馬の引き運動はおろそかにできない作業です。

その他にも様々な事故や病気の心配があったりと、お産シーズンは何年やっても緊張します。 今年も気を引き締めていきたいです。

飯田秀倫

あとがき。
アタック、カラブラン共に休養に入ってしまいました。まだ弱いところがあるみたいです。
丈夫なサラブレットをつくるのは難しいことだ、と痛感しています。


▼引き運動中のアイリス
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▼まだ競馬の厳しさなんてみじんも知らない牝馬軍団。
わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい(古い)。
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blandfordがいったんお預かりして、責任を持ってお渡しいたしますm(_ _)m


日時: 2007年01月31日 14:11
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