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2007年01月17日

テンビー&オジジアンその2【とねっこ通信】

こんにちは。竹島牧場の飯田です。
能重君が長期休暇中ということで、また私が書きます。

京成杯。サンツェッペリンが勝ちました。
同じ門別馬の活躍は、やっぱりうれしいものですね。
おめでとうございます。

テンビー&オジジアンは確かに地味で、blandfordさんがおっしゃるように
一見芝の2000mで活躍しそうにみえないですよね。
でも、走ってみれば納得!の配合だと思います。

オジジアンの父系の祖であるTeddyは、アメリカの在来血統で ダートの専門に思われがちですが、もともとはフランスで走って最強を誇った馬。 息子のSir GallahadとBull Dogがアメリカにわたり、大ブレイクしていったわけですが、 フランスでも稀代の馬産家マルセルブサックが、Teddyの系統で大成功していました。 当時クラシックを狙う馬の血統には繰り返し存在するほど、 バリバリのクラシック血統だったんですね。

時がたち父系はだんだん衰退していっても、 ブルードメアサイアーとしての才能は傑出していまして、 現代にいたるまでその影響力はとどまるところを知らず、 とくにノーザンダンサー系のグレードアップに多大な貢献をしてきました。 ニジンスキー、ストームバード、ダンジグ、ノーザンテースト等の母の父はすべてTeddy系で、 最近ではディスクリートキャットもこの組み合わせです。

Teddyが残した歴史的名牝La Troienne(ラトロワンヌ)の影響も凄まじく、 幾度となくTeddyの血を強化することで、多くのハイクラスな競走馬を輩出しています。 BuckpasserやWoodmanなんかまさにそうですね。 テンビーの父CaerleonもLa Troienneから始まる牝系の出身で、 相性のよかったBlack TonyやPrincequiro系の種牡馬を配されつつ またTeddyと繰り返し出会うことでその影響を受け継いできた馬です。 さらにTeddyと出会うことを待っていたかもしれませんね。

いまをときめくサンデーサイレンス系のまばゆさに 地味な存在と化したテンビーとオジジアンですが、背景にあるのは、 破壊力抜群の世界的スーパーニックス。 こういう配合が成功するなら、まさに目からうろこ。 すごく面白いことだと思います。 これからも活躍してほしいです。

血統フリークがばれてしまいました。
仕事柄、血統の本はかたっぱしです。中島理論も感銘うけまくりです。 あと遺伝学も興味あります。 ちなみに、今読んでる本は、金子平蔵氏著の「サラブレット推定遺伝」という本です。 難解ですが、結構真にせまることが書いてありそうです。
飯田秀倫

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▼お母さんは、Caerleon,Woddmanという代重ね。
あなたの血にもLa Troienneが潜んでいるんですよ。びーちゃん!
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※竹島牧場さんへの応援メッセージは、こちらからどうぞ^^
blandfordがいったんお預かりして、責任を持ってお渡しいたしますm(_ _)m

日時: 2007年01月17日 23:22
カテゴリー: 血統論