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2006年12月23日

マツリダゴッホ【パドック】

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パドックチャレンジで、こちらのサイトでは「復習しましょう」というカテゴリを作ってみました。
今日ピックアップしたい一頭は、中山メインを勝ったマツリダゴッホ
この馬は血統が良くて、母の母がフローラルマジックという馬なんです。この、フローラルマジックの仔で大活躍したのが、菊花賞をはじめ重賞を7勝もしたナリタトップロード。
ちょっと話はそれますが、サラブレッドの場合、いくら父がサンデーサイレンスでも、それだけで「良血馬」と表現されることはほとんどなくて、「良血」という言葉は「牝系が良い」という意味合いで使われます。
そういう意味で言うと、お祖母さんの子供にナリタトップロードがいるこの馬は、父がサンデーだということもあって、「かなりの良血」だと言っていいんです。

でもなあ、いつもパドックで見ると、買えないんですよこの馬(^^;
それで今回の「復習」編の第一弾に取り上げたわけなんですけどね。
もしDVDやビデオに今日の中山メインのパドックを録画してある方は、ぜひご覧ください。
マツリダゴッホ、おなかのラインはきれいですし歩き方にも弾力があるんですが、パドックを見る際にもっとも大きなポイントとなる「背中のライン」と「全体のバランス」が、あまり良くないんですよね~(^^;

まず、背中のラインがかなり落ちていて、そしてそれにともなって腰と尻の部分が少し尖って見えるんですよね。これは、一部の例外を除いて、たいてい「ダメ」なパターンなんです。
腰と尻の部位は、こちらでお確かめください。19番が腰、24番が尻です。(JRA競走馬総合研究所様)
背中から腰のラインは、スッとしてて滑らかなのがたいてい良く、尻は適度な丸みがあってプリッとしてるのがいいんですが、マツリダゴッホはすこしこのあたりがギスギスした感じなんですよね。ここがもっと柔らかそうだとおそらく常に買いたい気分になると思うんですが、この辺がいつも尖った感じなので、手を出しにくいんです。

パドックチャレンジをやるときは、いつも「総論として、こういう形をした馬が良い」という自分の経験則に当てはめて馬を見てるわけですが、時々こうして、やはり個体で形をしっかり覚えておかなくてはならない馬がいます。そのあたりがパドックの面白さでもあります。

さきほど、「一部の例外を除いて、たいてい「ダメ」なパターン」と書きましたが、その「例外」の代表が、有馬記念に出走するダイワメジャーです。
この馬は腰と尻に丸みがあったころにはいつもゴール前で少しタレる馬だったんですが、このあたりが削げ落ちて尖った印象を受けるこの秋、G2→G1→G1と3連勝。僕はダイワメジャーのこの秋の馬体を見て、「腰と尻が尖って強くなるのは、少し特別な存在なのかもしれない」と思い始めています。あるいは、本当にギリギリまでそげ落とすと、腰と尻がギスギスして見えるのかもしれない、とも思います。

マツリダゴッホは、どう見てもパドックではまだまだ良化の余地がたくさんあって(特に背中のライン)、しかも腰と尻が尖った状態で好走してますから、来年はG2~G3ぐらいならけっこうあっさり勝つところまで行くかもしれないですね。AJCCあたりに出てきたら、パドックでよく注目してみてください^^
逆に、このあたりに丸みが出てきたら、ダメなタイプなのかもしれないです。

※写真提供/TURF DREAMSさま

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日時: 2006年12月23日 23:03