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オオハシの競馬者日記
ーケイバライフ!出張版ー


オオハシが競馬に関する日々是雑感を綴ります。


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  • 自己紹介: マイシンザンという馬に恋焦がれて15年。2006年にやっとこさ間近で見られました。それどころか、挙句にはマイシンザンに跨らせてもらうという暴挙も達成(^^;)。まだまだ若輩者ですがどうぞよろしくお願い致します。

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2010年04月04日

ナムラタイタン(2006.5.20)【オオハシ】

どうも。呼ばれて飛び出るオオハシでございます。あるいはPed Netに未登録だったナムラタイタンを登録したオオハシでございます(笑)


という訳で、コーラルS(OP)を3馬身2分の1差で制し、デビュー5連勝を飾ったナムラタイタンについて。


ナムラタイタン 牡 栗毛 2006.5.20生 新ひだか・野坂牧場生産 馬主・奈村信重氏 栗東・大橋勇樹厩舎


ナムラタイタン(2006.5.20)の4代血統表
サウスヴィグラス
栗毛 1996.4.19
エンドスウィープ
鹿毛 1991.4.19
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
Mr. Prospector 1970.1.28
File 1976.4.30
Broom Dance
鹿毛 1979.4.10
Dance Spell 1973.3.29
Witching Hour 1960.3.31
ダーケストスター
黒鹿毛 1989.1.31
Star de Naskra
黒鹿毛 1975.2.15
Naskra 1967.3.15
Candle Star 1967.4.4
Minnie Riperton
黒鹿毛 1974.4.25
Cornish Prince 1962.3.29
English Harbor 1957.3.15
ネクストタイム
栗毛 1995.3.31
[ナムラタイタンは空胎および不受胎後の6番仔]
(No.1-E)
アフリート
栗毛 1984.4.10
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Polite Lady
鹿毛 1977.3.13
Venetian Jester 1964.3.24
Friendly Ways 1968.5.10
ジャビラバ
栗毛 1989.1.27
Majestic Light
鹿毛 1973.3.29
Majestic Prince 1966.3.19
Irradiate 1966.1.31
コマーズ
鹿毛 1983.4.6
Danzig 1977.2.12
ミドルマーチ 1977.4.8

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector4×3、Raise a Native5×4×5、Northern Dancer5×5>


ナムラタイタンの4代血統構成(父、母父、祖母父、曾祖母父の組み合わせ)は、「サウスヴィグラス×アフリート×Majestic Light×Danzig」という、Phalaris(1913)4系掛けで、なおかつRaise a Native3段掛けという、まま言葉は悪いですが、一本調子の配合ではあります。


さて、同系が4代続けて交配されていても活躍する馬の傾向としては、

  1. 牝馬に活躍馬が出やすくなる
  2. 距離適正が短距離にシフトしやすい
  3. 母が非連産の仔であることが多い

ということが見受けられるように感じます。あくまで私見ではありますが。


ナムラタイタンは牡馬ですから1番目の「牝馬に活躍馬」からは外れますね(^_^;)。2番目の短距離適正。これはもちろん父がダートスプリント王のサウスヴィグラスであることも関係してきますけれど、代々配されている種牡馬を見ると、やはりこなせてもマイルまででしょう。そして3番目の「母が非連産の仔」。これはかなりの強調材料ですが、ナムラタイタンは母ネクストタイムが空胎および不受胎、つまり2年連続でお腹を空けた後に生産された馬であることが分かりました。また、確証は得られていませんが、母ネクストタイムは祖母ジャビラバの初仔、祖母ジャビラバは曾祖母コマーズの初仔と推測します。このフレッシュな世代交代が、ナムラタイタンの能力の後押しをしていると考えています。


また、曾祖母コマーズということで、近親の活躍馬がパッと思い付かれる血統雀の皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。以下にナムラタイタンのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

コマーズ 1983.4.6 北米1勝
|ジャビラバ 1989.1.27 北米1勝
||ネクストタイム 1995.3.31 不出走
|||ナムラタイタン 2006.5.20 (本馬) コーラルS(OP)
|ゴールデンジャック 1991.3.31 中央4勝 4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII) 4歳牝馬特別(現フローラS、GII)
||サイドワインダー 1998.4.2 中央8勝 京都金杯(GIII) 関屋記念(GIII) 京阪杯(GIII)
|ゴールデンマザー 1994.5.4 不出走
||シルククルセイダー 2003.4.3 現役 関越S(OP)
|スターリングローズ 1997.3.20 中央11勝+地方3勝 JBCスプリント(JpnI)含む重賞6勝

いまやダービー2勝騎手である四位洋文騎手の重賞初勝利は、デビュー4年目となる1994年、ゴールデンジャックによる中京代替開催の芝1200mの報知杯4歳牝馬特別でした。懐かしいなぁ。その後オークストライアルも勝って、距離不安と思われたオークスでも大外を差し込んで2着でした。また、ゴールデンジャックの初仔であるサイドワインダー。TVゲーム版のキャプテン翼に出て来るキャラ・カペロマン君の必殺技を思い出させる彼が、京都金杯を制した際の鞍上も四位騎手でした。KBS京都のTV放送でしたでしょうか、勝利騎手インタビューで「お母さんのゴールデンジャックにも重賞を勝たせてもらったんで(大意)」と、母仔2代で重賞勝ちを収められた喜びをおっしゃっていました。そして、ゴールデンジャックの全弟となるスターリングローズ。通算40戦14勝、JBCスプリントを始めとして重賞6勝は立派でした。引退レースとなった2004年のフェブラリーS(GI)も、9番人気でしたが意地を見せて小差の3着でした。なお、ゴールデンジャックは母コマーズが空胎後の仔だったように記憶しています。そしてスターリングローズは母コマーズが不受胎後の仔です。



ついで、blandfordさんからのご質問にお答えしておきます。


>こういう場合、サウスヴィグラス産駒の数が少ないから、大丈夫なのかね?


サウスヴィグラスの種付情報について調査したところ、


サウスヴィグラス(1996.4.19)の種付情報
種付年度 種付頭数 生産頭数 血統登録頭数
2004 150 101 94
2005 124 91 86
2006 97 64 59
2007 94 66 64
2008 112 80 74
2009 145 - -
合計 722 402 377

いやー、blandfordさん、随分と人気種牡馬でした、サウスヴィグラス(^_^;)。ええ、竹島牧場さんのトーホウドルチェ(2005.3.30)が、当然のことながら代表産駒ですね。2010年4月4日現在、稼ぎ頭。彼女はサウスヴィグラスの初年度産駒です。また、やはりラブミーチャン(2007.3.19)。デビュー5連勝で全日本2歳優駿(JpnI)を制した現3歳のダート短距離女王。一頓挫ありましたが、改めて、彼女にも期待したいところです。



ダテや酔狂でデビュー5連勝を飾ることなどできません。ナムラタイタン、タレントの揃っている4歳ダート路線の短距離の新星として、これからも頑張って連勝を伸ばして欲しいものです。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年04月04日 16:16
カテゴリー:   | コメント(1)

コメント

blandford:

いやー、さっそくのご登場ありがとうございました、感激です^^
なるほどナルホドー!と、なんどもうなずきながら拝読しました!
そうですか、世代交代がかなりフレッシュな形で行われているんですね。
それに加えて曾祖母コマーズということで、この馬の能力の高さの理由が
なんとなく理解できたような気がします。

全盛期のスターリングローズ、強かったですもんねー。
ナムラタイタン、ああいうタイプの馬に育ってくれますかね?楽しみですね^^

それにしてもサウスヴィグラス、人気種牡馬なんですね~!
まったく意外でした(←こう言っては失礼ですが)
エンドスウィープの後継種牡馬としての期待が、けっこう高いんですね。

たくさん情報ありがとうございました。
クラシックシーズンが始まりますので、またオオハシさんの
楽しいエントリ、お待ちしております^^

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