2010年02月11日
角田晃一騎手【オオハシ】
明けましておめでとうございます。って、イマサラ過ぎますね(^_^;)
故あって今年はちょっと競馬をオヤスミしていますが、ニュースで話題になっていたので、ちょこっとだけ。
blandfordさんの記事でも紹介されていますけれど、角田晃一騎手、調教師に転身されるんですね。
私が初めて競馬場に行った1994年11月20日。その日、淀で行われたマイルチャンピオンシップ(GI)を制したのは、ノースフライト(1990.4.12)。彼女の鞍上が角田騎手でした。4コーナーから直線。緑の帽子に「海老、水色一本輪、海老袖」の勝負服を乗せた鹿毛馬が、馬場中央を「ゴオッ!!」という凄い勢いで伸びてきた瞬間を忘れはしません。ゴール板を過ぎた後、電光掲示板に表示された1分33秒0という走破時計を見て「レコードタイム、レコードタイム!!」と叫んだのも懐かしい。
また、某Web百科事典の角田騎手の記事において、重賞初勝利馬が間違っていたので、先日手直ししたのは何を隠そう私です(笑)。角田騎手の重賞初勝利は、1990年のエプソムC(GIII)を制したサマンサトウショウ(1985.4.8)。後のスイープトウショウ(2001.5.9)のお祖母さん。それぞれ渡辺栄調教師と角田騎手の師弟コンビにおける、最初の重賞勝ち馬と最後の重賞勝ち馬です。祖母で始まり、孫で終わる。その間、13年の歳月が流れていました。
*
シスタートウショウ(1988.5.25)、ノースフライト、フジキセキ(1992.4.15)、ビワハイジ(1993.3.7)、ヒシアケボノ(1992.2.27)、ジャングルポケット(1998.5.7)、ヒシミラクル(1999.3.31)。
GI10勝を挙げられた角田騎手。そのパートナーを並べて見ると、大舞台での活躍を、まま見られた人であることが分かります。
シスタートウショウ。私の競馬者人生の最初期に出会った、栗毛の超ベッピンさん。今を以て、彼女より美しい栗毛の牝馬にはお目にかかっていません。散髪屋で見た1993年の中山記念(GII)2着の鬼気迫る末脚。それでも、最盛期の姿ではなかったのでしょう。彼女の最盛期をライブでご覧になった方は、競馬者として幸せです。
ノースフライト。やはりメチャクチャ美形の鹿毛のベッピンさん。マイル戦は生涯負けなしの5戦5勝。彼女の姿を生で見られたのは良き思い出です。そしてまた、現年齢表記4歳春の安田記念(GI)。1着ノースフライトと角田騎手、2着トーワダーリン(1990.4.21)と田中勝春騎手。馬同士が同い年の牝馬ならば、鞍上も競馬学校の同期生。角田騎手と田中騎手のゴール後のハイタッチ、懐かしい。
フジキセキ。4戦4勝、無敗のまま現年齢表記3歳春で引退したSS産駒初のGI馬。結局、角田騎手はステッキを一発も入れられなかったそうです。漆黒の馬体、年寄り的な芦毛と対照的だった朝日杯3歳S(現朝日杯FS、GI)のゴール前を思い出します。また、弥生賞(GII)の直線、ホッカイルソー(1992.5.2)に詰め寄られたかと思いきや、一気に加速して突き放した姿。とんでもない馬でした。
ビワハイジ。阪神3歳牝馬S(現阪神JF)、赤いメンコの青鹿毛馬、好ダッシュから一気の逃げ切り。武豊騎手からの乗り替わりでしたが、テン乗りで上手く御されたものです。ガッツポーズの印象があまりない角田騎手が、珍しくゴール直後、手を高く上げられていました。後のことではありますが、天才少女は繁殖牝馬としても、やはり天才でした。
ヒシアケボノ。大地が弾んで現年齢表記3歳冬にスプリンターズS(GI)を制覇。560kgの巨漢、JRAGI史上最高馬体重によるGI制覇でした。角田騎手は前週のビワハイジに続いてのGI制覇。まさに波乗り状態だったのでしょう。
ジャングルポケット。オーナー、調教師、厩務員、そして騎手。すべて同じ組み合わせで6年前の忘れ物を取りに行った、21世紀最初の日本ダービー(GI)。雄叫びが轟いた東京競馬場。それは師弟愛の結実の舞台でした。
ヒシミラクル。菊花賞(GI)、天皇賞・春(GI)、宝塚記念(GI)。勝ったGIは格の高いレースばかりで、負かした相手も宝塚記念は相当に強かった。道中はずっと気合を付けっぱなしで、アラアラになるのかと思いきや、直線ではどの馬よりもしぶとく伸びる。不思議な馬でしたが、それ故に、角田騎手がベストパートナーだったように思います。不思議な馬に意外性の男。掛け合わせられた答えは、その名の通り、ミラクルでした。
*
時の流れを思うと共に、角田晃一調教師の活躍も楽しみにしたいと思います。 あー、彼の騎手引退の日、2月28日は仁川まで行こうかな。そんなことを思いました。
では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
投稿: オオハシ 日時: 2010年02月11日 18:18
カテゴリー:
| コメント(0)

コメント