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オオハシの競馬者日記
ーケイバライフ!出張版ー


オオハシが競馬に関する日々是雑感を綴ります。


  • HN : オオハシ
  • 自己紹介: マイシンザンという馬に恋焦がれて15年。2006年にやっとこさ間近で見られました。それどころか、挙句にはマイシンザンに跨らせてもらうという暴挙も達成(^^;)。まだまだ若輩者ですがどうぞよろしくお願い致します。

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ブロガー|オオハシの競馬者日記ーケイバライフ!出張版ー

2010年06月25日

第51回宝塚記念(GI)の出走予定馬について【オオハシ】

第51回宝塚記念(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 イコピコ
(2006.4.29 4)
[22-D ナイトライト系]
3番仔
(3連産目)
マンハッタンカフェ ジェイドロバリー トニービン ★ファバージ
2 アーネストリー
(2005.5.17 牡5)
[3-N]
4番仔
(3連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
3 ネヴァブション
(2003.2.19 7)
[14-F]
9番仔
(不受胎後)
マーベラスサンデー ★Mill Reef Vaguely Noble ガンボウ
4 スマートギア
(2005.2.12 5)
[19 レディチャッター系]
11番仔
(2連産目)
マーベラスサンデー ★パドスール ★ノーザンテースト ガーサント
5 ナムラクレセント
(2005.4.22 5)
[16-A スワンズウッドグローヴ系]
12番仔
(10連産目)
ヤマニンセラフィム サクラショウリ ダンディルート ★フィダルゴ
6 セイウンワンダー
(2006.4.30 牡4)
[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー サンデーサイレンス ★リアルシャダイ テスコボーイ
7 マイネルアンサー
(2004.4.29 牡6)
[7-D シュリリー系]
3番仔
(2連産目)
スターオブコジーン コマンダーインチーフ サンシャインボーイ シルバーシャーク
8 ブエナビスタ
(2006.3.14 牝4)
[16-C]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
9 ロジユニヴァース
(2006.3.11 4)
[B3]
2番仔
(2連産目)
ネオユニヴァース Cape Cross ★Machiavellian Nureyev
10 ジャガーメイル
(2004.5.8 牡6)
[1-W ナイスランディング系]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
11 トップカミング
(2006.4.10 4)
[1-N]
初仔 ゴールドアリュール ★サクラバクシンオー マルゼンスキー ヴェンチア
12 メイショウベルーガ
(2005.3.30 牝5)
[3-D]
9番仔
(4連産目)
フレンチデピュティ Sadler's Wells Drone Pago Pago
13 フォゲッタブル
(2006.4.3 4)
[8-F パロクサイド系]
7番仔
(7連産目)
ダンスインザダーク トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
14 マキハタサイボーグ
(2002.5.20 セ8)
[13-A ミスハンター系]
13番仔
(4連産目)
メジロブライト ノーザンアンサー ボンモー ムーティエ
15 コパノジングー
(2005.4.24 牡5)
[16-H 星旗系]
初仔 アグネスタキオン ★トニービン アスワン ダイハード
16 アクシオン
(2003.3.29 7)
[13-C]
6番仔+
(6連産目+)
サンデーサイレンス Dixieland Band Sharpen Up Key to the Mint
17 ナカヤマフェスタ
(2006.4.5 4)
[3-N]
3番仔
(3連産目)
ステイゴールド タイトスポット デインヒル Cure the Blues
18 ドリームジャーニー
(2004.2.24 6)
[8-C]
初仔 ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt. Stevens

ひとつ前のエントリにて、


春の総決算である宝塚記念(GI)。どのようなタイプの馬が勝ち馬になるか楽しみですが、今年のこれまでのGIレースの勝ち馬たちの4代血統構成からは、

  1. 直父系が非SS
  2. 直父系がSS系の牝馬
  3. 直父系がSS系の牡馬ならば母が非連産の仔

の3タイプの中から勝ち馬が輩出されると予想されます。


と書きました。今回の出走予定馬からその3タイプに仕分けをしてみます。


第51回宝塚記念(GI)の出走予定馬について(直父系がSS系以外)

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
2 アーネストリー
(2005.5.17 牡5)
[3-N]
4番仔
(3連産目)
グラスワンダー トニービン ノーザンテースト ★エルセンタウロ
6 セイウンワンダー
(2006.4.30 牡4)
[3-L フロリースカップ系]
4番仔
(4連産目)
グラスワンダー サンデーサイレンス ★リアルシャダイ テスコボーイ
7 マイネルアンサー
(2004.4.29 牡6)
[7-D シュリリー系]
3番仔
(2連産目)
スターオブコジーン コマンダーインチーフ サンシャインボーイ シルバーシャーク
10 ジャガーメイル
(2004.5.8 牡6)
[1-W ナイスランディング系]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
12 メイショウベルーガ
(2005.3.30 牝5)
[3-D]
9番仔
(4連産目)
フレンチデピュティ Sadler's Wells Drone Pago Pago
14 マキハタサイボーグ
(2002.5.20 セ8)
[13-A ミスハンター系]
13番仔
(4連産目)
メジロブライト ノーザンアンサー ボンモー ムーティエ

前走で重賞を勝利して勢いのある牡馬が3頭いますね。ジャガーメイル。その年の天皇賞・春(GI)勝ち馬の宝塚記念における好成績は過去のレースからも明らかです。また、今更ならが、ジャガーメイルはその父ジャングルポケット(1998.5.7)の初年度産駒ですね。アーネストリー。前哨戦の金鯱賞(GII)を制して挑む今回、佐々木晶三調教師&佐藤哲三騎手の名コンビ、2004年のタップダンスシチー(1997.3.16)の再現を狙います。セイウンワンダー。久々に勝利の美酒を味わった2歳王者。アーネストリーと共に父仔2代制覇を目指します。Roberto(1969.3.16)系のお家芸とも言える「非根幹距離のグランプリ得意」を見られますでしょうか。


「父仔2代制覇」ということを記しましたので、余談となりますが、11年前、1999年の宝塚記念の動画を。



私、現地で観戦していたんですよね。1周目のホームストレッチで、スペシャルウィーク(1995.5.2)と武豊騎手をマークするグラスワンダー(1995.2.18)と的場均騎手(当時)の姿を見て、「あぁ、ヒットマン的場、これは絶対に負かしに行くつもりや」と思いました(^_^;)。↑の動画で杉本清アナもおっしゃっていますが、「相手はコレ」と決めてかかられた時の的場騎手は、本当に怖かった。もちろん、鞍上の意志に応え得るだけの力量が鞍下にあってこそのお話。ミホノブルボン(1989.4.25)とメジロマックイーン(1987.4.3)をほふった時のライスシャワー(1989.3.5)、ダンスパートナー(1992.5.25)を破った時のエリモシック(1993.3.19)、そして↑のスペシャルウィークを負かしたグラスワンダーなど、関西圏のGIで印象に残る勝負が多くありました。


第51回宝塚記念(GI)の出走予定馬について(直父系がSS系の牝馬)

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
8 ブエナビスタ
(2006.3.14 牝4)
[16-C]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano

そんなグラスワンダー産駒2騎に対して、「父の敵を」と打って出るのがスペシャルウィークの愛娘であるブエナビスタ。彼女もまたトレンドを走るドイツ牝系。4歳春の時点でGI5勝目という絶景を見られますでしょうか。期待は高まります。


第51回宝塚記念(GI)の出走予定馬について(直父系がSS系の牡馬で母が非連産の仔)

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
3 ネヴァブション
(2003.2.19 7)
[14-F]
9番仔
(不受胎後)
マーベラスサンデー ★Mill Reef Vaguely Noble ガンボウ
11 トップカミング
(2006.4.10 4)
[1-N]
初仔 ゴールドアリュール ★サクラバクシンオー マルゼンスキー ヴェンチア
18 ドリームジャーニー
(2004.2.24 6)
[8-C]
初仔 ステイゴールド メジロマックイーン ◆ノーザンテースト Lt. Stevens

ここにも「父仔2代制覇」を狙う馬がいました。ネヴァブション。その父マーベラスサンデー(1992.5.31)は自身が宝塚記念勝ち、有馬記念(GI)2着2回とグランプリ得意でしたが、上級産駒も2200mや2500mで活躍している印象があります。マーベラスサンデーの仔は、シルクフェイマス(1999.4.8)が上述の2004年の宝塚記念でタップダンスシチーの2着に頑張りました。ネヴァブションもAJC杯2勝、日経賞勝ちとマーベラスサンデーの仔らしい成績。7歳ですがまだまだ盛ん、伊藤正徳調教師&後藤浩輝騎手の師弟コンビ、ここで一発を狙います。……何となく気合いが入ったコメントですが、「あ、マーベラスサンデー、シルクフェイマス、ネヴァブションって、みんな早田牧場の生産馬やん。で、シルクフェイマスとネヴァブションって、どっちも母が前年産駒無し後の仔やな」と、調べた結果を書きたかったのでしょう(^_^;)


#余談。マーベラスサンデーの仔。ネヴァブションと同じ2枠にスマートギアもいますね。で、スマートギアの隣にナムラクレセント。仲良しコンビ、宝塚記念でも勝負。これまで両頭の直接対決は6回あり、着順戦績はスマートギア2回先着、ナムラクレセント4回先着。ただ、直近2戦はスマートギアが2回とも先着しています。


閑話休題。ドリームジャーニー。昨年のグランプリ2勝馬、現実に有馬記念ではブエナビスタを負かしています。グランプリ3連覇に挑むこの舞台で改めて見直したいのですが、一頓挫あった後で臨戦過程が若干不安なだけに、果たして……。



「直父系がSS系のイイ女であるブエナビスタを巡る古牡馬たちの戦い」という図式であれば、直父系がSS以外の牡馬たちの頑張りに期待したいところです。となると、完全にSSを持たないアーネストリーが最右翼の相手でしょうか。見れば、アーネストリーは曾祖母アスコットラップ(1976.6.10)の初仔にギャロップダイナ(1980.4.25)。この牝系ならば、大舞台における大物食いは得意とするところでしょう。出世は遅れましたけれど、アーネストリーが制した新馬戦の2着が後のジーワン2勝馬トールポピー(2005.1.30)、8着が後の皐月賞(現GI)馬キャプテントゥーレ(2005.4.5)。アーネストリー、この宝塚記念を制して、新たな「伝説の新馬戦」の勝ち馬となれるか否か。まま、Earnestlyという馬名の意味通りに、真剣に、本気でここを狙いに来ているのは確かと思います。そんな訳で、


第51回宝塚記念(GI)のシルシ
シルシ 馬名 コメント
アーネストリー タップダンスシチーの再現を目指す調教師と騎手。そして父仔2代制覇を。
ブエナビスタ GI5勝目を目指すイイ女。史上に残る名牝へ。
ジャガーメイル 天皇賞馬は宝塚も制す。
セイウンワンダー 馬人共に父仔2代制覇を。
× ネヴァブション 師弟コンビに初GIを。そしてやはり父仔2代制覇を。
ドリームジャーニー 実績は最上位。臨戦過程不安も敬意を表して。

昨年もグラスワンダー産駒に本命を打ちましたが、どうも「非根幹距離のグランプリはRoberto系」という格言が、私の中で生きているようです。ドリームジャーニーはメイショウベルーガと迷いましたが、「あっ、ステイゴールド産駒。グラス-スペシャル-ステゴやったら、1999年の再現か」と思いました。ならば、隣にいるナカヤマフェスタも怖いのですが(わはは)


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年06月25日 13:13
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2010年06月09日

2010年のこれまでのJRAGIレース勝ち馬たちの4代血統構成【オオハシ】

blandfordさんの記事にてお褒め頂きましたので、調子に乗って、2010年のこれまでのJRAGIレース勝ち馬たちについて「まとめ」をお届けしておきます。


2010年のこれまでのJRAGIレース勝ち馬たちの4代血統構成について
レース名
[施行条件]
馬名
(生年月日 性齢)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
[東京ダート
1600m]
エスポワールシチー
(2005.4.22 5)
[4-M チップトップ系]
初仔 ゴールドアリュール ブライアンズタイム ブレイヴェストローマン トラフィック
高松宮記念
[中京芝
1200m]
キンシャサノキセキ
(2003.9.24 7)
[14]
4番仔
(双子流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
桜花賞
[阪神芝
1600m]
アパパネ
(2007.4.20 牝3)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
皐月賞
[中山芝
2000m]
ヴィクトワールピサ
(2007.3.31 3)
[8-D]
7番仔
(不受胎後)
ネオユニヴァース Machiavellian Bustino Lorenzaccio
天皇賞・春
[京都芝
3200m]
ジャガーメイル
(2004.5.8 牡6)
[1-W]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
NHKマイルC
[東京芝
1600m]
ダノンシャンティ
(2007.4.28 3)
[12-C]
2番仔
(不受胎後)
フジキセキ Mark of Esteem Halo Herbager
ヴィクトリアM
[東京芝
1600m]
ブエナビスタ
(2006.3.14 牝4)
[16-C]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
オークス
[東京芝
2400m]
アパパネ
(2007.4.20 牝3)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
オークス
[東京芝
2400m]
サンテミリオン
(2007.1.30 牝3)
[16-G]
6番仔+
(3連産目)
ゼンノロブロイ ラストタイクーン Garde Royale Sea Break
日本ダービー
[東京芝
2400m]
エイシンフラッシュ
(2007.3.27 牡3)
[8-A]
3番仔
(3連産目)
King's Best プラティニ Sure Blade Konigsstuhl
安田記念
[東京芝
1600m]
ショウワモダン
(2004.3.31 牡6)
[10-A]
6番仔
(3連産目)
★エアジハード トニービン エルセンタウロ Never Bend

事業仕分けではありませんが、ちょいと仕分けてみますか。今回は「直父系がサンデーサイレンス(以下、SS)系」と「直父系がSS系以外」で仕分けてみましょう。


2010年のこれまでのJRAGIレース勝ち馬たちの4代血統構成について(直父系がSS系)
レース名
[施行条件]
馬名
(生年月日 性齢)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
フェブラリーS
[東京ダート
1600m]
エスポワールシチー
(2005.4.22 5)
[4-M チップトップ系]
初仔 ゴールドアリュール ブライアンズタイム ブレイヴェストローマン トラフィック
高松宮記念
[中京芝
1200m]
キンシャサノキセキ
(2003.9.24 7)
[14]
4番仔
(双子流産後)
フジキセキ Pleasant Colony ★Lyphard Violon d'Ingres
皐月賞
[中山芝
2000m]
ヴィクトワールピサ
(2007.3.31 3)
[8-D]
7番仔
(不受胎後)
ネオユニヴァース Machiavellian Bustino Lorenzaccio
NHKマイルC
[東京芝
1600m]
ダノンシャンティ
(2007.4.28 3)
[12-C]
2番仔
(不受胎後)
フジキセキ Mark of Esteem Halo Herbager
ヴィクトリアM
[東京芝
1600m]
ブエナビスタ
(2006.3.14 牝4)
[16-C]
6番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Caerleon Lord Gayle Luciano
オークス
[東京芝
2400m]
サンテミリオン
(2007.1.30 牝3)
[16-G]
6番仔+
(3連産目)
ゼンノロブロイ ラストタイクーン Garde Royale Sea Break

直父系SS系の勝ち馬たちについて、牡牝の性差で見ると重要なことに気付きます。今年前半のGIでは、直父系SS系の牡馬は3歳、古馬関わりなく、母が非連産の仔しか勝利を収めていません。


2010年のこれまでのJRAGIレース勝ち馬たちの4代血統構成について(直父系がSS系以外)
レース名
[施行条件]
馬名
(生年月日 性齢)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
桜花賞
[阪神芝
1600m]
アパパネ
(2007.4.20 牝3)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
天皇賞・春
[京都芝
3200m]
ジャガーメイル
(2004.5.8 牡6)
[1-W]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
オークス
[東京芝
2400m]
アパパネ
(2007.4.20 牝3)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
日本ダービー
[東京芝
2400m]
エイシンフラッシュ
(2007.3.27 牡3)
[8-A]
3番仔
(3連産目)
King's Best プラティニ Sure Blade Konigsstuhl
安田記念
[東京芝
1600m]
ショウワモダン
(2004.3.31 牡6)
[10-A]
6番仔
(3連産目)
★エアジハード トニービン エルセンタウロ Never Bend

いっぽうで、直父系がSS系以外の馬たちは、牡牝関わりなく、連産でも勝利を収めています。


春の総決算である宝塚記念(GI)。どのようなタイプの馬が勝ち馬になるか楽しみですが、今年のこれまでのGIレースの勝ち馬たちの4代血統構成からは、

  1. 直父系が非SS
  2. 直父系がSS系の牝馬
  3. 直父系がSS系の牡馬ならば母が非連産の仔

の3タイプの中から勝ち馬が輩出されると予想されます。まま、それぞれの代表的な馬たちを挙げると、1.はジャガーメイル、2.はブエナビスタかレッドディザイア(2006.4.19)、3.はドリームジャーニー(2004.2.24)という、極めてベタな、上位人気が予想される馬たちになってしまうのですけれど(^_^;)


ちなみに、昨年2009年の宝塚記念は

  1. ドリームジャーニー → 直父系がSS系で母の初仔
  2. サクラメガワンダー → 直父系が非SSで母の初仔
  3. ディープスカイ    → 直父系がSS系で母が不受胎後の仔

という母が非連産の牡馬たちが上位独占を果たしたレースとなりました。さて、今年は、果たして……。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年06月09日 13:13
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2010年06月07日

今春の「Phalaris系×4回」のGI連対馬+α【オオハシ】

某中島理論をかじっているblandfordさんや私は、4代血統構成(父、母父、祖母父、曾祖母父)がPhalaris(1913)系ばかり4回連続で配されている馬を、「うーん、どうでしょう」と斜に構えて見てしまう傾向にあります。


しかし、今春はこの「Phalaris系×4回」の配合馬たちがJRAGIレースでバンバン連対を果たしています。以下の表にまとめておきます。


2010年春のJRAGIレースで連対を果たした「Phalaris系×4回」の配合馬たち
レース名 着順 馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
皐月賞 2着 ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-I]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
天皇賞・春 1着 ジャガーメイル
(2005.5.8)
[1-W]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
ヴィクトリア
マイル
2着 ヒカルアマランサス
(2006.1.24)
[16-D]
2番仔+
(不受胎後)
アグネスタキオン ★A.P. Indy Caerleon Top Ville
優駿牝馬 1着
(同着)
サンテミリオン
(2007.1.30)
[16-G]
6番仔+
(3連産目)
ゼンノロブロイ ラストタイクーン Garde Royale Sea Break
東京優駿 2着 ローズキングダム
(2007.5.10)
[1-W]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard
安田記念 1着 ショウワモダン
(2004.3.31)
[10-A]
6番仔
(3連産目)
★エアジハード トニービン エルセンタウロ Never Bend

これまでの10レースのうち、6レースで連対を果たしています。パッと見て気付くのは、やはり「ショウワモダン以外の5頭はサンデーサイレンスの血を持っている」ということですね。20世紀末の革命種牡馬サンデーサイレンス(1986.3.25。以下、SS)の血は、Phalaris系×4回の配合もへったくれも関係無しにしてしまうのでしょうか(^_^;)


ショウワモダン。彼はキャリア39戦目にして初めてのGI挑戦でしたが、「別路線からのチャレンジャー」、「2連勝という上り調子」の後押しもあり、見事戴冠となりました。サクラユタカオー(1982.4.29)、エアジハード(1995.4.9)、ショウワモダンと父仔3代の府中GI制覇、父仔2代の安田記念制覇。そして母父トニービン(1983.4.7)とくれば、本来は東京得意の血統です。さて、長じてその地力の確かさを見せ付けるのは、実はサクラユタカオーラインの真骨頂でもあります。ともすれば、スピードに長けた父系は早熟と思われる向きがあると思います。しかし、この系統は、むしろ齢重ねてそのスピードを確かなものにする印象があります。Princely Gift(1951)~テスコボーイ(1963)の直父系は、世界でも日本だけで受け継がれているドメスティックブラッド。その名も確かに「昭和を偲んで」ショウワモダン、父系継承を、なんとか果たして欲しいものです。


また、気が付けば、ショウワモダンの父エアジハードは、後藤浩輝騎手の師匠である伊藤正徳調教師の管理馬でしたね。エアジハードが活躍していた折、後藤騎手は、かの木刀事件の只中でした。事件がなければ、師匠とは若干疎遠になっていた時期ではありましたが、もしかしたら、父仔2代の騎乗になっていたかも知れませんね。エアジハードは栗毛が美しく、速くて強い馬でした。3歳秋に1400mだった富士S(GIII)を勝ち、4歳春に谷川岳(OP)S2着、京王杯SC(GII)2着とした後に蛯名正義騎手に乗り替わっての安田記念。グラスワンダー(1995.2.18)を外からカッチリ差し切ったのですから、強かった。安田記念からぶっつけで挑んだ天皇賞・秋(GI)も0秒2差の3着。そして、悠然と挑んだマイルCS(GI)は当然1番人気での快勝。かつて、blandfordさんが取材された「優駿」の記事を拝読しましたが、エアジハード、その素養の高さは生産場である社台ファームでも指折りの存在だったんですね。社台の調教主任さんが名を挙げられた比較の対象が、「バブルガムフェローかダンスインザダークか」。シャダイアイバー(1979.2.23)の孫はエリートだったのでした。


さて、blandfordさんの記事で後藤騎手とアドマイヤコジーン(1996.4.8)について触れられていました。思えば8年前も、後藤騎手はピンクの帽子でしたし、2着に連れてきたのもGI2着経験が複数回の実績馬ダンツフレーム(1998.4.19)。……今年も同じようなことが起こったのでしょうか(^_^;)。また、アドマイヤコジーンについて、追加で記しておくと、

  1. 「父Cozzene×母父ノーザンテースト」の組み合わせは、恐らく、世界でアドマイヤコジーンただ1頭
  2. アドマイヤコジーンは母アドマイヤマカディの初仔

の2点を挙げておきます。遠隔地交配による極少の組み合わせは同系交配であったとしても活力を生み、そして母の初仔が更なる活力を与える。アドマイヤコジーンの配合を考えられたのは橋田満調教師ということですが、Cozzene(1980.5.8)の種付け料や輸送費など諸々の経費を合算しても、SSを種付けするよりは安いという計算もあったそうです。サスガと思いました。


「えー、じゃあ今年のショウワモダンは?」。強いて挙げるならば、中島理論的には父エアジハードが満8歳時の0交配であるということ。また、↓でも記しますが、非SSというところでしょうか。



後出しジャンケンのようで心苦しいのですけれど、今年の安田記念は友人に「ショウワモダンとスーパーホーネット」と伝えていまして、友人はその言葉を信用してくれて、馬連の万馬券をゲットしたとか。……ええ、私は馬券を買っていません(笑)。では、何故ショウワモダンとスーパーホーネットと伝えたのか。それは、「両馬共にSSの血を持っていない」からに他なりません。Phalaris系×4回の配合を気にするよりも、SSを持っていないという点に比重を置くほうが、むしろ、現在の古馬の牡牝混合GIに関しては、良い結果を導けるのではないかと改めて考えたからです。


たまたまかどうかはそれぞれの判断に委ねられますが、このブログでも何度か書いていますように、「SS2世種牡馬の牡馬産駒は、母が非連産の仔でなければ古馬GIを勝てない」というジンクスが、未だにJRAGIには付きまとっています。これは、換言すれば、

  1. SSを持っていない牡馬が、古馬GIを勝っている
  2. 1.に準じて、SSを直父系に持っていない牡馬が、古馬GIを勝っている
  3. SSを直父系に持っていながら古馬GIに勝っている牡馬は、母が非連産の仔

となります。「どいつもこいつも、おとっつぁんがSSの子孫ばかりで、このままでは群れの統領がいなくなるわい」と、古牡馬たちが危機感を覚えているのかどうかは分かりません。しかし、レースの結果はそのような答えになっています。顕著になり始めたのは、ディープインパクト(2002.3.25)がターフから姿を消した2007年以降ですね。本当はざっとまとめた一覧表をアップできればと思いますが、長くなるのでnetkeiba.comあたりで条件を抽出して検索してみてください。あいすみませんm(_ _)m


牡馬が統領性を得る為には他の馬が持たない血を持つ。現行の日本の競馬でいえば、大多数はSSを持っている。ならば、SSを持っていない牡馬をチョイスする。私の古牡馬の狙い方については、ただそれだけです。


まま、こんなことを大まじめに書いた途端、宝塚記念(GI)でロジユニヴァース(2006.3.11)にガツンと勝たれたりすると、立つ瀬がなくなる訳ですが(わはは)


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年06月07日 15:15
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2010年05月31日

第77回日本ダービー(GI)の勝ち馬【オオハシ】

エイシンフラッシュ 牡 黒鹿毛 2007.3.27生 千歳・社台ファーム生産 馬主・平井豊光氏 栗東・藤原英昭厩舎


エイシンフラッシュ(2007.3.27)の4代血統表
King's Best[x]
鹿毛 1997.1.24
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Allegretta
栗毛 1978.3.10
▲Lombard
栗毛 1967
Agio 1955
Promised Lady 1961
Anatevka
栗毛 1969
▲Espresso 1958
Almyra 1962
ムーンレディ
黒鹿毛 1997.3.28
[エイシンフラッシュは3連産目の3番仔]
(No.8-A)
プラティニ[C]
栗毛 1989.2.19
Surumu
栗毛 1974.2.26
★Literat 1965
Surama 1970.3.6
Prairie Darling
栗毛 1984.3.16
Stanford 1976.3.20
Prairie Belle 1976.2.12
Midnight Fever
鹿毛 1991.3.8
Sure Blade[x]
鹿毛 1983.4.12
Kris 1976.3.23
Double Lock 1975.5.14
Majoritat
黒鹿毛 1984.1.27
Konigsstuhl[F]
黒鹿毛 1976
Monacchia
黒鹿毛 1974.4.6
第77回日本ダービー(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 エイシンフラッシュ 牡3 57 内田博幸 2:26.9    32.7 486
[-2]
藤原英昭 7
2 8 ローズキングダム 牡3 57 後藤浩輝 2:26.9 クビ 32.9 440
[+2]
橋口弘次郎 5
3 7 ヴィクトワールピサ 牡3 57 岩田康誠 2:27.2 1 3/4 33.1 502
[-4]
角居勝彦 1
4 13 ゲシュタルト 牡3 57 池添謙一 2:27.2 クビ 33.4 486
[-8]
長浜博之 12
5 3 ルーラーシップ 牡3 57 四位洋文 2:27.2 アタマ 33.3 484
[-2]
角居勝彦 4
第77回日本ダービー(GI)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9-12.4-11.3-10.8-11.3
上り 4F 45.8-3F 33.4

第77回日本ダービーを制したのは7番人気だった皐月賞3着馬エイシンフラッシュ。振り返って見れば、出走各馬の誕生日で「7」が2回出て来るのはエイシンフラッシュただ1頭。2007年3月27日生まれのエイシンフラッシュ、上がり3ハロン32秒7の鋭脚で抜け出して、世代の頂点の座を射止めました。併せて、日本ダービーは3年連続で1枠1番からスタートした馬が勝利を収めたことになりますね。


そんなエイシンフラッシュ。厩舎の大将格の弔いを、感じていたのでしょうか。厩舎の先輩であったタスカータソルテ(2004.5.20)が、3年前の日本ダービーに出走した折も1枠1番。タスカータソルテが逝った次の日、同じ枠からスタートして、ヨーイドンの競馬もなんのその、2歳王者をクビだけ封じての勝利。ポケット一杯の夢が後輩に託した思いの先にあったものは、オーナー、厩舎、そして騎手、それぞれに日本ダービー初制覇という栄冠でした。



では、以下にエイシンフラッシュのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Majoritat 1984.1.27 独6勝 独オークス(当時GII、現GI) 独1000ギニー(GII) 独3歳牝馬王者
|Maji 1989 英1勝
||Minaccia 1995 独4勝
|||Macleya 2002 仏独7勝 ポモーヌ賞(仏GII) アレフランス賞(仏GIII)ほか
|Majority 1990 英愛UAE8勝 クラシックトライアルS(英GIII)3着
|Midnight Fever 1991.3.8 不出走
||ムーンレディ 1997.3.28 独5勝 独セントレジャー(GII)ほかGIII2勝
|||エイシンフラッシュ 2007.3.27 (本馬) 日本ダービー(GI) 京成杯(GIII)
|Maseterplayer 1992 独2勝 独ダービー(GI)3着
|Majorata 1994 独0勝
||Mystic Lips 2004 独1勝 独オークス 独1000ギニー2着
|Malinas 2001 独伊2勝 ウニオンレネン(独GII) 独ダービー2着ほか

近親馬を見れば、バリバリのドイツクラシック血統。社台ファームの慧眼を思います。平井豊光オーナーと社台ファームの組み合わせは、あまり強い印象にないのですが、渋い血統馬を持たれることでおなじみの平井オーナーの琴線に触れるところがあったのでしょう。



母が独セントレジャーの勝ち馬ということからも距離が伸びることに不安はないはず。また、報道によると凱旋門賞(仏GI)の一次登録も済ませたということ。レベルが高い世代の王者として、エイシンフラッシュ、秋の走りを楽しみにしたいと思います。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



おまけ。「うわぁ、このドイツ血統!!」と叫ぶオオハシ。


注):↓のFlashプレイヤーの再生ボタンをクリックするだけで音声が流れます。PCの音響装置のボリュームにご注意ください。



#追記。この「レースを見ながら叫ぶ」というアイデアは私のオリジナルではありません。元々はボロ株観光テレビ様にて配信されていた「ボロ株観光ラジオ」が起源と思われます。改めて記しておきます。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年05月31日 14:14
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2010年05月28日

第77回日本ダービー(GI)の出走予定馬【オオハシ】

第77回日本ダービー(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 エイシンフラッシュ
(2007.3.27)
[8-A]
3番仔
(3連産目)
King's Best プラティニ Sure Blade Konigsstuhl
2 レーヴドリアン
(2007.3.30)
[1-P]
5番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Highest Honor バイアモン ★Green Dancer
3 ルーラーシップ
(2007.5.15)
[8-F]
8番仔
(8連産目)
キングカメハメハ トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
4 サンディエゴシチー
(2007.4.28)
[1-C]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ Rahy Mr. Prospector Nijinsky

5


コスモファントム
(2007.2.8)
[19]
?
(前年産駒無し後?)
Stephen Got Even Paris House Southern Arrow Dance in Time
6 アリゼオ
(2007.3.12)
[19 レディチャッター系]
3番仔
(3連産目)
シンボリクリスエス フジキセキ ★パドスール ★ノーザンテースト
7 ヴィクトワールピサ
(2007.3.31)
[8-D]
7番仔
(不受胎後)
ネオユニヴァース Machiavellian Bustino Lorenzaccio
8 ローズキングダム
(2007.5.10)
[1-W]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard
9 ペルーサ
(2007.3.20)
[6-A]
4番仔
(3連産目)
ゼンノロブロイ Candy Stripes Propicio Samos
10 トーセンアレス
(2007.4.22)
[7]
9番仔+
(3連産目)
アドマイヤドン Gulch Nijinsky Key to the Mint
11 ハンソデバンド
(2007.2.13)
[1-S]
3番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ アフリート Chief's Crown Buckpasser
12 ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-I]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
13 ゲシュタルト
(2007.2.25)
[13-E]
2番仔
(不受胎後)
マンハッタンカフェ エンドスウィープ Sadler's Wells Kris
14 リルダヴァル
(2007.4.8)
[2-F]
3番仔+
(3連産目+)
アグネスタキオン サンダーガルチ Alzao Busted
15 メイショウウズシオ
(2007.4.12)
[3-L フロリースカップ系]
初仔 オペラハウス ブライアンズタイム スキャン クリスタルパレス
16 シャイン
(2007.3.6)
[19-A]
初仔 メイショウドトウ サクラバクシンオー セクレト Luthier
17 トゥザグローリー
(2007.2.16)
[9-F]
4番仔
(2連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Nureyev Sharpen Up
18 ダノンシャンティ
(2007.4.28)
[12-C]
2番仔
(不受胎後)
フジキセキ Mark of Esteem Halo Herbager

競馬者の1年はこのレースで終わりと始まりを迎えます。今年で第77回を迎える東京優駿に18頭の精鋭が揃いました。


77回日本ダービーで4枠7番に入った皐月賞(GI)馬ヴィクトワールピサ。デビュー戦でローズキングダムの2着に敗れた後は皐月賞まで5連勝。グレード制導入後に弥生賞(現GII)から皐月賞を制した馬をたどれば、シンボリルドルフ(1981.3.13)、サクラスターオー(1984.5.2)、アグネスタキオン(1998.4.13)、ディープインパクト(2002.3.25)の4頭。むぅ、名だたる天才ランナーの名前しか見えません。サクラスターオーに異論を挟む方もいらっしゃるやも知れませんが、皐月賞からぶっつけで菊花賞(GI)を勝つような馬は、どうあっても天才ランナーです。さて、ヴィクトワールピサの母系を見れば半兄アサクサデンエン(1999.3.22)は安田記念(GI)1着、同2着、半兄スウィフトカレント(2001.4.9)は天皇賞・秋(GI)2着と府中コースで好成績を収めています。母方に配されたBustino(1971)、Lorenzaccioという異系が底力の後押しをしているのでしょう。そして、母ホワイトウォーターアフェア(1993.5.3)が不受胎後の7番仔というバックボーンが、更なる活力を生み出す要因になっているように見えます。


ダノンシャンティ。NHKマイルカップ(GI)で見せた驚がくの1分31秒4の日本レコード。いかに高速馬場とはいえ、そうそう3歳の春に出せるタイムではありません。サスガに祖母Glorious Song(1976)、伯父にシングスピール(1992.2.25)、Rakeen(1987.3.4)、Rahy(1985.2.18)、グランドオペラ(1984.2.11)という良血馬というところでしょうか。その母系の確かさはもちろん、彼もまた母シャンソネット(2000.4.22)が不受胎後の仔というバックボーンを持ち合わせています。果たして「マイルを制するものは競馬を制する」を、実践と相成りますでしょうか。厩舎の先輩であるキングカメハメハ(2001.3.20)に続けるでしょうか。2週続けての大外18番枠となっても、まったくおかしくない力量の持ち主であることは確かです。


ペルーサ。謎のアルゼンチン血統を導入されるのは、ある意味で社台さんのお家芸。それが花開くと大物が現れるものです。ゼンノロブロイ(2000.3.27)の初年度産駒、日本ダービーの晴れ舞台で相対するのがネオユニヴァース(2000.5.21)の仔だけに、「父の敵を討つのは仔」となりますでしょうか。気の早いお話で恐縮ですが、未だに「SS2世種牡馬の牡馬産駒は、母が非連産の仔でなければ古馬GIを勝てない」というジンクスがJRAGIにはあるのですけれど、彼ならば打ち破ってしまいそうです。というか、古馬の折には日本に居てないですかね(^_^;)。という訳で、以下にペルーサのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

Derepente 1976 亜3勝
|ディフェレンテ 1984.10.14 亜4勝 クリアドレス賞(GI)3着
||Different 1992.8.13 亜米9勝 C.E.ペドロC.ブラクイエ博士C(亜GI) スピンスターS(米GI)含むGI4勝、重賞計7勝
||Difundido 1993.9.27 亜1勝 ブエノスアイレス州賞(GII)3着
||アルゼンチンスター 1996.10.12 中央1勝
|||ペルーサ 2007.3.20 (本馬) 現役 青葉賞(GII) 若葉S(OP)
||アルファフォーレス 2000.5.19 中央6勝 東海S(GII)3着 ダイオライト記念(JpnII)3着

なんでしょうか、C.E.ペドロC.ブラクイエ博士Cって(^_^;)。まま、近いところにGI馬がいるということは、活力があるということですね。


ルーラーシップ。最後の最後で間に合った感もあります。紆余曲折の末に辿り着いたGIの晴れ舞台。blandfordさんが惚れ込まれたフットワークの持ち主は、やはりタダ者ではありませんでした。アルメリア賞、毎日杯(GIII)と競馬自体にコンプレックスを持つ危険性をはらんでいたのに、プリンシパルS(OP)の快勝ぶりは見事でした。まま、できれば、阪神競馬場では走らせないほうが無難とは思いますが。あと、古馬になっていちばん良さそうなのは、実は彼とも思います。それは、やはり非SSの血統構成から、歯替わりして、本当の牡の闘争になった時に 真価が発揮されると考えるからです。余談ですが、ダイナカール(1980.5.10)、エアグルーヴ(1993.4.6)の流れからは、良く似た姿形を持つ仔が多く出る印象を持っています。プリンシパルSのVTRを見て、ゴール後の右斜め後ろからのショットで「あぁ、エアグルーヴに似ているなぁ」と思いました。


あとは京成杯(GIII)の勝ち馬らしくない皐月賞3着馬であるエイシンフラッシュ、そして「前哨戦の勝ち馬を無視してはいけない」と先週も痛感したので京都新聞杯(GII)の勝ち馬ゲシュタルト。エイシンフラッシュは母ムーンレディ(1997.3.28)が独セントレジャー(GII)の勝ち馬ということで菊花賞(GI)が楽しみな母系、ゲシュタルトは母エンドレスウェルズ(2001.2.26)が不受胎後の仔で大叔父にクリスザブレイヴ(1994.2.18)が見えますね。クリスザブレイヴ、満7歳の秋、2001年の富士S(GIII)勝ちは見事でした。しかし、独セントレジャーとかゲシュタルトとか、意識せずとも、ドイツな感じを漂わせます。エイシンフラッシュの母父プラティニ(1989.2.19)もドイツ代表馬として1993年のジャパンカップ(GI)4着だったことが懐かしい。でも、馬名の由来であるプラティニはフランスのかつての名サッカー選手(^_^;)


いずれにせよ、好素材が揃ったレベルの高い世代です。有力馬がちゃんと駒を進めてきた、これほど楽しみな日本ダービーは近年無かったかも。レースを見られるだけでも幸い。2010年5月30日、日曜日の15時40分が待ち遠しいですね。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。


#余談。「ペルーサ」、「プラティニ」ときて、「あぁ、W杯馬券も悪くないな」と思いましたm(_ _)m



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投稿: オオハシ  日時: 2010年05月28日 20:20
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2010年05月22日

第71回オークス(GI)の出走予定馬【オオハシ】

第71回オークス(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 コスモネモシン
(2007.3.11)
[14-C]
2番仔
(2連産目)
ゼンノロブロイ シングスピール Ballad Rock Habitat
2 アグネスワルツ
(2007.3.21)
[22-D ナイトライト系]
4番仔
(2連産目)
ゼンノロブロイ ヘクタープロテクター ノーザンテースト マリーノ
3 アプリコットフィズ
(2007.1.26)
[16-C]
2番仔
(2連産目)
★ジャングルポケット サンデーサイレンス Law Society Luciano
4 ショウリュウムーン
(2007.6.7)
[12 ビューチフルドリーマー系]
初仔 キングカメハメハ ダンスインザダーク メンデス フィダルゴ
5 ギンザボナンザ
(2007.2.4)
[14-C]
3番仔
(3連産目)
ゼンノロブロイ トニービン ノーザンテースト Big Spruce
6 オウケンサクラ
(2007.3.31)
[4-M チップトップ系]
7番仔
(7連産目)
バゴ リアルシャダイ スルーザドラゴン チャイナロック
7 ニーマルオトメ
(2007.4.15)
[3]
5番仔+
(5連産目+)
ゼンノロブロイ Forest Wildcat Give Me Strength Sunny South
8 プリンセスメモリー
(2007.2.25)
[11-F]
初仔 スウェプトオーヴァーボード バブルガムフェロー ノーザンテースト Creme dela Creme
9 モーニングフェイス
(2007.2.22)
[4-K]
2番仔+
(2連産目+)
スペシャルウィーク Sadler's Wells Affirmed Prince John
10 タガノエリザベート
(2007.2.7)
[2-B]
4番仔
(4連産目)
スペシャルウィーク Storm Cat マイニング Clever Trick
11 ブルーミングアレー
(2007.3.24)
[17-B]
2番仔+
(2連産目+)
シンボリクリスエス Lycius Sadler's Wells Vaguely Noble
12 トレノエンジェル
(2007.4.2)
[16-A]
2番仔
(2連産目)
タイキシャトル コマンダーインチーフ ジェイドロバリー リアルシャダイ
13 アニメイトバイオ
(2007.1.30)
[19 プティットアミ系]
初仔 ゼンノロブロイ フレンチデピュティ レインボーアンバー ファーストファミリー
14 シンメイフジ
(2007.2.12)
[4-D]
4番仔
(4連産目)
フジキセキ ティンバーカントリー ★Caerleon ポツセ
15 エーシンリターンズ
(2007.3.12)
[8-C ホイスリングウインド系]
7番仔
(流産後)
キングカメハメハ キャロルハウス ノーザンテースト マリーノ
16 ステラリード
(2007.3.3)
[2-F]
初仔 スペシャルウィーク ★Zafonic Sadler's Wells Ela-Mana-Mou
17 アパパネ
(2007.4.20)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
18 サンテミリオン
(2007.1.30)
[16-G]
6番仔+
(3連産目)
ゼンノロブロイ ラストタイクーン Garde Royale Sea Break

どうも。うっかりJRAの策略にはまり、「わたしをウマくリードして」(http://www.jra.go.jp/umakulead/)を繰り返してしまった、オオハシです。優木まおみさん、カワユス。


農水省め、こんなところだけはウマいのに、何故、口蹄疫の問題はウマくリードできなかったのだ。対策本部長である鳩山首相も、この時期にルクセンブルクのユンケル首相と会談とは、ネタとしか思えなかったぞ。あー、もはやアウトブレイクではなく、パンデミック。日本の畜産が崩壊していく。


……イケマセン、イケマセン。ここはオオハシの競馬者日記でした。という訳で、気を取り直して、第71回オークス。やはり桜花賞(GI)上位組が強そうですね。あ、出走各馬の馬名の背景色については、その4代血統構成に「Halo系が配されていない」「直父系以外にHalo系が配されている」「直父系にHalo系が配されている」の3区分です。


桜花賞5着までの馬を見ると、アパパネ、オウケンサクラ、エーシンリターンズ、ショウリュウムーン、アプリコットフィズ。4着のショウリュウムーン以外は4代血統構成に異系を組み込んでいます。とはいえ、ショウリュウムーンは母の初仔というバックボーンがあり挽回しています。毎度のことですが、終わってみればという結果の公算が高い感じはします。


個人的な思いからすれば、桜花賞2着のオウケンサクラからでしょうか。もう干支が一回りする昔の話で恐縮ですが、1998年のエリザベス女王杯(GI)。メジロドーベル(1994.5.6)、ランフォザドリーム(1994.4.3)、エアグルーヴ(1993.4.6)の3頭。この3頭しか買っていないのに、立て目で、諭吉さんが10枚飛んでいくという、死にそうな思いをしたことがありました(わはは)。ミルフォードスルー(1988.3.18)、ランフォザドリーム、オウケンサクラと3代に渡りJRAの重賞制覇を遂げた良牝系。日本が誇る4号族チップトップ(1900)系。その導入は小岩井牝系より古く、1903年に北海道庁種畜場が米国より輸入しています。最近ではエスポワールシチー(2005.4.22)がこの牝系の活躍馬として知られていますね。他にはメリーナイス(1984.3.22)、ゴールドシチー(1984.4.16)、シルクジャスティス(1994.3.18)、シルクライトニング(1994.4.15)あたりが近25年のJRAGIでの連対馬でしょうか。そして、オウケンサクラの生産牧場である高瀬牧場さんのチップトップ系といえば、ロジータ(1986.5.26)。南関東4冠を制した名牝。子孫にカネツフルーヴ(1997.4.26)、イブキガバメント(1996.4.20)、レギュラーメンバー(1997.6.16)も見えます。オウケンサクラ、このあたりで、チップトップ系の久しぶりの芝GI制覇となっても良いのではないでしょうか。


あとは、素直に桜花賞の他の上位組、新潟コース[2-1-0-0]とサウスポーかも知れない桜花賞6着馬シンメイフジと、その血統が気になった忘れな草賞(OP)の勝ち馬モーニングフェイスを少々。あー、6頭という多頭数出走となったゼンノロブロイ(2000.3.27)の仔を1頭も狙わないとは、愚か(^_^;)


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年05月22日 16:16
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2010年04月26日

第141回天皇賞・春(GI)の出走予定馬について【オオハシ】

実績では断然のドリームジャーニー(2004.2.24)が回避ということで、 さらに混迷度合いが増した感もある、第141回・天皇賞・春(GI)。今秋は週末に記事がアップできるか微妙ですので、週初めにアップしておきます。


第141回天皇賞・春(GI)の出走予定馬について




馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 マイネルキッツ
(2003.3.18)
[10-E]
初仔 チーフベアハート サッカーボーイ Crimson Satan Rattle Dancer
2 トウカイトリック
(2002.2.26)
[5-G]
5番仔
(5連産目)
エルコンドルパサー Silver Hawk イクスプロウデント Bolero
3 フォゲッタブル
(2006.4.3)
[8-F パロクサイド系]
7番仔
(7連産目)
ダンスインザダーク トニービン ★ノーザンテースト ガーサント
4 エアシェイディ
(2001.2.20)
[4-R]
初仔 サンデーサイレンス ノーザンテースト ★Well Decorated Gleaming
5 テイエムアンコール
(2004.3.26)
[7]
2番仔
(不受胎後)
オペラハウス ブライアンズタイム Nijinsky Habitat
6 メイショウベルーガ
(2005.3.30)
[3-D]
9番仔
(4連産目)
フレンチデピュティ Sadler's Wells Drone Pago Pago
7 トーセンクラウン
(2004.4.16)
[3-E]
初仔 オペラハウス ダンシングブレーヴ Halo Understanding
8 ジャガーメイル
(2004.5.8)
[1-W ナイスランディング系]
7番仔
(4連産目)
ジャングルポケット サンデーサイレンス ノーザンテースト ★First Landing
9 エアジパング
(2003.3.27)
[4-R]
4番仔
(4連産目)
エルコンドルパサー Halo Nureyev Key to the Mint
10 ジャミール
(2006.3.9)
[3-D]
5番仔+
(2連産目)
ステイゴールド Sadler's Wells Levmoss フォルティノ
11 フィールドベアー
(2003.2.4)
[3-D ロイヤルレジナ系]
2番仔
(2連産目)
フジキセキ トニービン ノーザンテースト ヒッティングアウェー
12 ナムラクレセント
(2005.4.22)
[16-A スワンズウッドグローヴ系]
12番仔
(10連産目)
ヤマニンセラフィム サクラショウリ ダンディルート ★フィダルゴ
13 ゴールデンメイン
(2000.4.17)
[1-M ローズミッド系]
4番仔
(4連産目)
ラムタラ トウショウボーイ ダイゴウ ヒンドスタン
14 ベルウッドローツェ
(2006.4.14)
[5-C]
2番仔
(2連産目)
ダイタクリーヴァ バンブーアトラス Bustino Mr. Prospector
15 メインストリーム
(2005.3.8)
[9-F]
4番仔
(3連産目)
アグネスタキオン トニービン Northern Dancer Tom Fool
16 カネトシソレイユ
(2004.9.30)
[4-K]
3番仔?
(3連産目?)
フレンチデピュティ Sadler's Wells Mr. Prospector Francis S.
17 メイショウドンタク
(2006.2.28)
[10-A]
4番仔+
(2連産目)
マンハッタンカフェ Machiavellian Shareef Dancer Majestic Prince
18 ホクトスルタン
(2004.5.11)
[9-F ファンシミン系]
3番仔
(3連産目)
メジロマックイーン サンデーサイレンス リアルシャダイ ノーザンテースト

「ダイヤモンドS(GIII)から直行」というローテーションが一抹の不安を感じさせるフォゲッタブル。父ダンスインザダーク(1993.6.5)の兄であるエアダブリン(1991.4.21)が現年齢表記4歳春、1995年の天皇賞・春に挑んだ時のローテーションが、「ステイヤーズS1着(現GII、当時GIII)→ダイヤモンドS1着」で、エアダブリンは1番人気に押されたものの5着に終わりました。ちなみに、勝ち馬は「最後のステイヤー」ともいうべき淀3000m超級の申し子、ライスシャワー(1989.3.5)でした。



いやぁ、目頭が熱くなる走りぶりですね。身体が低く沈む、地を這うようなフットワーク。長距離を走るための走法。「マーク屋」が自分から勝ちに行っての3200mでした。1着ライスシャワー、2着ステージチャンプ(1990.5.17)、3着ハギノリアルキング(1990.4.14)。いずれもリアルシャダイ(1979.5.27)産駒ということで、「淀の長距離戦はリアルシャダイ」という格言を最も強く感じたレースでした。また、このレースの先導役を務めたクリスタルケイ(1989.4.1)に騎乗されていた幸英明騎手はGI初騎乗だったように記憶しています。


閑話休題。今回の天皇賞・春は「過去20年、前年勝ち馬が翌年に出走してきた際には必ず連対を果たしている」というデータを信じてみたいものです。


過去20年の天皇賞・春の優勝馬がその翌年に出走した時の着順
NO. 馬名
(生年月日)
母の
何番仔?
最初の出走年
着順
2回目の出走年
着順
3回目の出走年
着順
1 メジロマックイーン
(1987.4.3)
5番仔
(5連産目)
1991年
1着
1992年
1着
1993年
2着
2 サクラローレル
(1991.5.8)
2番仔
(2連産目)
1996年
1着
1997年
2着
無し
3 メジロブライト
(1994.4.19)
6番仔
(3連産目)
1998年
1着
1999年
2着
無し
4 テイエムオペラオー
(1996.3.13)
7番仔
(不受胎後)
2000年
1着
2001年
1着
無し
5 メイショウサムソン
(2003.3.7)
初仔
(流産後)
2007年
1着
2008年
2着
無し

いずれ劣らぬ強豪揃い。その中でもメジロマックイーンの3年連続出走で1着2回、2着1回という成績はやはりスゴイですね。補足しておくと、過去20年ということで、20年前の2着馬はイナリワン(1984.5.7)ですけれど、彼は21年前の1着馬でもあります。また「翌年に出走」という括りを外して見た時に現れるのが、上述のライスシャワーとヒシミラクル(1999.3.31)。前者は1993年と1995年の隔年出走で共に1着、後者は2003年と2005年の隔年出走で1着、16着(泣)でした。余談となりますが、ライスシャワーは天皇賞・春に出走した際、2度ともに2枠3番に入っていました。


上に挙げたデータは「天皇賞・春は格がモノを言う」ということと共に、blandfordさんが仰るところの「馬は自分の好きなコースに戻ると喜んで走る」ということの現れでもあると思います。という訳で、昨年2009年の勝ち馬マイネルキッツ。すでにblandfordさんの記事で示されていますが、彼が2500m以上のレースに出走した際の成績は[2-1-0-1]です。2009年の天皇賞・春1着、2010年の日経賞(GII)1着、2009年の日経賞2着、2009年の有馬記念(GI)5着。 いずれも格の高い競走で好戦しています。満7歳馬の天皇賞・春制覇となると史上初ということになりますが、昨今の競馬を見ていると、成されても全くおかしくありませんね。そして、もし優勝すれば、2007年メイショウサムソン、2008年アドマイヤジュピタ(2003.3.1)という同世代馬による連勝を伸ばすことにもなります。ディープインパクト(2002.3.25)世代とウオッカ(2004.4.4)世代に挟まれていて、地味な印象もある2003年生まれ世代ですが、実は長距離の強豪が揃った世代でもあります。


ついで述べておくと、メイショウサムソンは↑の表のとおり母が流産後の初仔、アドマイヤジュピタは母が不受胎後の3番仔、そしてマイネルキッツは母の初仔と、ここ3年は母が非連産の仔が勝利を収めているということも言えます。そんな訳で、今回の天皇賞・春の出走予定馬のうち母が非連産の仔を50音順で挙げておくと、

  1. エアシェイディ
  2. テイエムアンコール
  3. トーセンクラウン
  4. マイネルキッツ

の4頭です。日経賞の1着馬から3着馬、大阪杯(GII)の勝ち馬。うーん、何かこの4頭だけで良いような気もしてきました(^_^;)


エアシェイディ。現状、9歳馬とは思えない充実ぶり。淀は3歳秋、2004年の京阪杯(GIII)3着以来およそ5年半ぶりの出走ですが、彼に淀が合っていないはずがないんですよね。母エアデジャヴー(1995.3.27)は秋華賞(GI)3着、妹エアメサイア(2002.2.4)は秋華賞勝ち、そして叔父エアシャカール(1997.2.26)は菊花賞(GI)勝ち。近親に淀のGIで好戦成績があるのは良い材料でしょう。テイエムアンコール。前走の大阪杯1着はビックリしましたね。けれど、冠名「テイエム」でオペラハウス(1988.2.24)産駒、母が不受胎後の仔となると、テイエムオペラオーを思うところです。母父にやはり淀の長距離戦に強いブライアンズタイム(1985.5.28)を持っていますし、注意が必要と思います。トーセンクラウン。泥田のような中山記念(GII)を5馬身差勝ちでビックリさせたと思ったら、その後の日経賞でも0秒1差の3着と地力の強化が伺えます。父オペラハウス×母父ダンシングブレーヴ(1983.5.11)、そして母の初仔というと、こちらはメイショウサムソンを思うところです。最後にマイネルキッツ。上述した昨年の勝ち馬、その走破時計3分14秒4は歴代3位の好時計でもありました。


他に挙げるとしても満8歳を迎えて老獪さが増した長距離砲、前哨戦である阪神大賞典(GII)の勝ち馬トウカイトリック、あとは父仔4代の夢のラストチャンスかも知れないホクトスルタンくらいでしょうか。いちおうですね、この両頭にも推せる要素はあるんです。トウカイトリックは3年前の3着馬で母父にRoberto(1969.3.16)直仔のSilver Hawk(1979.4.20)。ホクトスルタンの血統構成は言わずもがなという感じですが、「メジロマックイーン×サンデーサイレンス×リアルシャダイ×ノーザンテースト」と、天皇賞・春を制した父に天皇賞・春の勝ち馬を輩出した種牡馬たちという組み合わせです。


では、週初めからお騒がせしましたが、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年04月26日 17:17
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2010年04月16日

第70回皐月賞(GI)の出走予定馬【オオハシ】

第70回皐月賞(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 リルダヴァル
(2007.4.8)
[2-F]
3番仔+
(3連産目+)
アグネスタキオン サンダーガルチ Alzao Busted
2 ハンソデバンド
(2007.2.13)
[1-S]
3番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ アフリート Chief's Crown Buckpasser
3 トーセンアレス
(2007.4.22)
[7]
9番仔+
(3連産目)
アドマイヤドン Gulch Nijinsky Key to the Mint
4 ネオヴァンドーム
(2007.2.19)
[11]
2番仔
(2連産目)
ネオユニヴァース トニービン ノーザンテースト Irish Ruler
5 ローズキングダム
(2007.5.10)
[1-W]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard
6 ゲシュタルト
(2007.2.25)
[13-E]
2番仔
(不受胎後)
マンハッタンカフェ エンドスウィープ Sadler's Wells Kris
7 レッドスパークル
(2007.5.22)
[2-R カナデアンガール系]
7番仔
(不受胎後)
ニューイングランド ヘクタープロテクター ノーザンテースト テューダーペリオッド
8 バーディバーディ
(2007.2.20)
[1-G]
3番仔+
(3連産目+)
ブライアンズタイム Seeking the Gold Pleasant Colony Nijinsky
9 サンディエゴシチー
(2007.4.28)
[1-C]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ Rahy Mr. Prospector Nijinsky
10 シャイン
(2007.3.6)
[19-A]
初仔 メイショウドトウ サクラバクシンオー セクレト Luthier
11 エイシンフラッシュ
(2007.3.27)
[8-A]
3番仔
(3連産目)
King's Best プラティニ Sure Blade Konigsstuhl
12 (外)エイシンアポロン
(2007.1.22)
[1-L]
初仔 Giant's Causeway Sadler's Wells Lyphard Irish River
13 ヴィクトワールピサ
(2007.3.31)
[8-D]
7番仔
(不受胎後)
ネオユニヴァース Machiavellian Bustino Lorenzaccio
14 レーヴドリアン
(2007.3.30)
[1-P]
5番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Highest Honor バイアモン ★Green Dancer
15 ダイワファルコン
(2007.3.25)
[4-D]
2番仔
(2連産目)
★ジャングルポケット サンデーサイレンス ★ノーザンテースト Crimson Satan
16 ヒルノダムール
(2007.5.20)
[4-I]
2番仔
(2連産目)
マンハッタンカフェ ラムタラ L'Emigrant Brigadier Gerard
17 ガルボ
(2007.5.5)
[4-R クヰックランチ系]
3番仔
(3連産目)
マンハッタンカフェ ★ジェネラス ファストトパーズ ダンディルート
18 アリゼオ
(2007.3.12)
[19 レディチャッター系]
3番仔
(3連産目)
シンボリクリスエス フジキセキ ★パドスール ★ノーザンテースト

マンハッタンカフェ(1998.3.5)産駒5頭という大挙出走が目立つ第70回皐月賞。内枠からハンソデバンドが共同通信杯(GIII)勝ち馬、ゲシュタルトがスプリングS(GII)2着、サンディエゴシチーが札幌2歳S(現GIII)勝ち馬、ヒルノダムールが若駒S(OP)勝ち馬、ガルボがシンザン記念(GIII)勝ち馬。いずれも実績を残しています。この中で気になるのは、blandfordさんの記事と被ってしまいますけれど、ガルボですね。5頭の中では最も気の強そうな配合がなされています。


出走18頭のうちサンデーサイレンス(1986.3.25)が血統表に現れないのは、内枠からトーセンアレス、バーディバーディ、シャイン、エイシンフラッシュ、エイシンアポロンの5頭。この中では、やはりでぃらんさんの記事blandfordさんの記事と被ってしまいますけれど、エイシンフラッシュですね。「King's Best×プラティニ×Sure Blade×Konigsstuhl」の組み合わせで、母がドイツセントレジャー(GII)の勝ち馬。平井豊光オーナーの選ばれる馬はいつでも渋いのですが、うーむ、輪を掛けて渋い。そして、同枠に入ったエイシンアポロンも実績馬。緑の帽子と緑の染め分け帽、「赤、黒縦縞、黒袖」の勝負服が、怖いですね。


あとは、どうあってもヴィクトワールピサとローズキングダム。かたや、ヴィクトワールピサ。「ネオユニヴァース×Machiavellian×Bustino×Lorenzaccio」の組み合わせで、母が不受胎後の仔。そして兄にアサクサデンエン(1999.3.22)、スウィフトカレント(2001.4.9)。良血馬です。そして、武豊騎手の日記・コラムにおける4月15日付の記事によると「三冠も可能な器」ということです。こなた、ローズキングダム。前週の桜花賞(GI)が混戦と目されながらも同じキングカメハメハ(2001.3.20)産駒の2歳王者が貫禄勝ちを見せたように、「終わってみれば」のケースも考えられます。また、バラにはやはり赤が似合う。赤いバラの花言葉には、よく知られる「情熱」の他に、「私を射止めて」というものがあるそうです。果たして皐月賞のタイトルを射止められるのか。デビュー戦以来となる両頭の対決も楽しみですね。


「もっともはやい馬」を決める18頭の駿馬の戦いは、2010年4月18日の日曜日、中山競馬の第11レース、15時40分の発走です。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年04月16日 13:13
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2010年04月09日

第70回桜花賞(GI)の出走予定馬【オオハシ】

第70回桜花賞(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 ショウリュウムーン
(2007.6.7)
[12 ビューチフルドリーマー系]
初仔 キングカメハメハ ダンスインザダーク メンデス フィダルゴ
2 ギンザボナンザ
(2007.2.4)
[14-C]
3番仔
(3連産目)
ゼンノロブロイ トニービン ノーザンテースト Big Spruce
3 アプリコットフィズ
(2007.1.26)
[16-C]
2番仔
(2連産目)
★ジャングルポケット サンデーサイレンス Law Society Luciano
4 コスモネモシン
(2007.3.11)
[14-C]
2番仔
(2連産目)
ゼンノロブロイ シングスピール Ballad Rock Habitat
5 モトヒメ
(2007.3.26)
[3-O ゲイムカート系]
5番仔
(5連産目)
★ショウナンカンプ マジックミラー バンブーアトラス ロードリージ
6 ワイルドラズベリー
(2007.3.3)
[3-O]
4番仔
(4連産目)
★ファルブラヴ サンデーサイレンス ★Baldski Argument
7 タガノエリザベート
(2007.2.7)
[2-B]
4番仔
(4連産目)
スペシャルウィーク Storm Cat マイニング Clever Trick
8 オウケンサクラ
(2007.3.31)
[4-M チップトップ系]
7番仔
(7連産目)
バゴ リアルシャダイ スルーザドラゴン チャイナロック
9 アパパネ
(2007.4.20)
[9-F]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ Salt Lake Spectacular Bid Hard Work
10 レディアルバローザ
(2007.4.21)
[12-D]
初仔? キングカメハメハ Tejano Run Lord Gaylord Sauce Boat
11 エーシンリターンズ
(2007.3.12)
[8-C ホイスリングウインド系]
7番仔
(流産後)
キングカメハメハ キャロルハウス ノーザンテースト マリーノ
12 ステラリード
(2007.3.3)
[2-F]
初仔 スペシャルウィーク ★Zafonic Sadler's Wells Ela-Mana-Mou
13 アニメイトバイオ
(2007.1.30)
[19 プティットアミ系]
初仔 ゼンノロブロイ フレンチデピュティ レインボーアンバー ファーストファミリー
14 ジュエルオブナイル
(2007.1.25)
[1-M]
5番仔
(4連産目)
デュランダル ラストタイクーン Ela-Mana-Mou Sparkler
15 サウンドバリアー
(2007.4.3)
[22-D]
8番仔
(4連産目)
アグネスデジタル Seattle Slew Secretariat Icecapade
16 ラナンキュラス
(2007.4.16)
[13-A]
6番仔
(6連産目)
スペシャルウィーク ブライアンズタイム Storm Cat Damascus
17 シンメイフジ
(2007.2.12)
[4-D]
4番仔
(4連産目)
フジキセキ ティンバーカントリー ★Caerleon ポッセ
18 プリンセスメモリー
(2007.2.25)
[11-F]
初仔 スウェプトオーヴァーボード バブルガムフェロー ノーザンテースト Creme dela Creme

キングカメハメハ(2001.3.20)産駒4頭、スペシャルウィーク(1995.5.2)産駒3頭、ゼンノロブロイ(2000.3.27)産駒3頭と多頭数を出走させている種牡馬も目立ちます。またゼンノロブロイというと、タガノエリザベートは姪ですね。


#同じ「種牡馬と姪」という関係では、ジュエルオブナイルの父デュランダル(1999.5.25)の姪がプリンセスメモリーですね。不思議な巡り会わせもあるものです。


ゼンノロブロイの仔は良く走っている印象があります。実はやはり岡部ラインの継承者だった北村宏司騎手のギンザボナンザ、イケメンの石橋脩騎手に重賞初勝利をプレゼントしたコスモネモシン、近親セキテイリュウオー(1989.4.30)、祖母父レインボーアンバー(1986.3.17)はGI2着が宿命かアニメイトバイオ。いずれも良い馬です。この3頭では、北村騎手が内をどう捌くか見物のギンザボナンザに注目したいところ。また、ギンザボナンザは祖母がオークス(GI)馬アドラーブル(1989.3.28)ですね。桜花賞ではニシノフラワー(1989.4.19)の2着でした。しかし、もう18年も前のお話ですか。Time flies like an arrow、ですね。


ついで、出走18頭のうちサンデーサイレンス(1986.3.25)が血統表に現れないのは、内枠からモトヒメ、オウケンサクラ、アパパネ、レディアルバローザ、エーシンリターンズ、サウンドバリアーの6頭です。父ショウナンカンプ(1998.3.7)が泣かせるモトヒメ、母仔3代重賞制覇を遂げたオウケンサクラ、3頭横並びとなったキングカメハメハ娘、フィリーズレビューを制したサウンドバリアー。キングカメハメハ娘の3頭。アパパネは言わずもがなの2歳女王、エーシンリターンズの母はエイシンサンサン(1992.3.7)と馴染みのあるところですが、レディアルバローザの母方がちょっと不明な感じですね。調べてみれば、その母ワンフォーローズ(1999.5.26)は2003年から2005年まで3年連続でカナダの古馬牝馬王者だったようです。また、サウンドバリアー。彼女の馬名を初めて見て、「あれ、サウンドバリヤー?河北通?」と思われた方は、コアな方ですね。ええ、私もそうでした。閑話休題。サウンドバリアーは祖母が「The Iron Lady」ことLady's Secret(1982.4.8)。同牝馬は米国で通算45戦25勝、BCディスタフ(GI)などGI11勝の名牝でした。


まま、咲くも良し、散るもまた良し、桜花。18頭の花いくさは2010年4月11日の日曜日、発走は15時40分です。なお、「阪神競馬の第10レース」ですので、お間違え無きようにm(_ _)m


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年04月09日 19:19
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2010年04月04日

ナムラタイタン(2006.5.20)【オオハシ】

どうも。呼ばれて飛び出るオオハシでございます。あるいはPed Netに未登録だったナムラタイタンを登録したオオハシでございます(笑)


という訳で、コーラルS(OP)を3馬身2分の1差で制し、デビュー5連勝を飾ったナムラタイタンについて。


ナムラタイタン 牡 栗毛 2006.5.20生 新ひだか・野坂牧場生産 馬主・奈村信重氏 栗東・大橋勇樹厩舎


ナムラタイタン(2006.5.20)の4代血統表
サウスヴィグラス
栗毛 1996.4.19
エンドスウィープ
鹿毛 1991.4.19
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
Mr. Prospector 1970.1.28
File 1976.4.30
Broom Dance
鹿毛 1979.4.10
Dance Spell 1973.3.29
Witching Hour 1960.3.31
ダーケストスター
黒鹿毛 1989.1.31
Star de Naskra
黒鹿毛 1975.2.15
Naskra 1967.3.15
Candle Star 1967.4.4
Minnie Riperton
黒鹿毛 1974.4.25
Cornish Prince 1962.3.29
English Harbor 1957.3.15
ネクストタイム
栗毛 1995.3.31
[ナムラタイタンは空胎および不受胎後の6番仔]
(No.1-E)
アフリート
栗毛 1984.4.10
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Polite Lady
鹿毛 1977.3.13
Venetian Jester 1964.3.24
Friendly Ways 1968.5.10
ジャビラバ
栗毛 1989.1.27
Majestic Light
鹿毛 1973.3.29
Majestic Prince 1966.3.19
Irradiate 1966.1.31
コマーズ
鹿毛 1983.4.6
Danzig 1977.2.12
ミドルマーチ 1977.4.8

<5代血統表内のクロス:Mr.Prospector4×3、Raise a Native5×4×5、Northern Dancer5×5>


ナムラタイタンの4代血統構成(父、母父、祖母父、曾祖母父の組み合わせ)は、「サウスヴィグラス×アフリート×Majestic Light×Danzig」という、Phalaris(1913)4系掛けで、なおかつRaise a Native3段掛けという、まま言葉は悪いですが、一本調子の配合ではあります。


さて、同系が4代続けて交配されていても活躍する馬の傾向としては、

  1. 牝馬に活躍馬が出やすくなる
  2. 距離適正が短距離にシフトしやすい
  3. 母が非連産の仔であることが多い

ということが見受けられるように感じます。あくまで私見ではありますが。


ナムラタイタンは牡馬ですから1番目の「牝馬に活躍馬」からは外れますね(^_^;)。2番目の短距離適正。これはもちろん父がダートスプリント王のサウスヴィグラスであることも関係してきますけれど、代々配されている種牡馬を見ると、やはりこなせてもマイルまででしょう。そして3番目の「母が非連産の仔」。これはかなりの強調材料ですが、ナムラタイタンは母ネクストタイムが空胎および不受胎、つまり2年連続でお腹を空けた後に生産された馬であることが分かりました。また、確証は得られていませんが、母ネクストタイムは祖母ジャビラバの初仔、祖母ジャビラバは曾祖母コマーズの初仔と推測します。このフレッシュな世代交代が、ナムラタイタンの能力の後押しをしていると考えています。


また、曾祖母コマーズということで、近親の活躍馬がパッと思い付かれる血統雀の皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。以下にナムラタイタンのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

コマーズ 1983.4.6 北米1勝
|ジャビラバ 1989.1.27 北米1勝
||ネクストタイム 1995.3.31 不出走
|||ナムラタイタン 2006.5.20 (本馬) コーラルS(OP)
|ゴールデンジャック 1991.3.31 中央4勝 4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII) 4歳牝馬特別(現フローラS、GII)
||サイドワインダー 1998.4.2 中央8勝 京都金杯(GIII) 関屋記念(GIII) 京阪杯(GIII)
|ゴールデンマザー 1994.5.4 不出走
||シルククルセイダー 2003.4.3 現役 関越S(OP)
|スターリングローズ 1997.3.20 中央11勝+地方3勝 JBCスプリント(JpnI)含む重賞6勝

いまやダービー2勝騎手である四位洋文騎手の重賞初勝利は、デビュー4年目となる1994年、ゴールデンジャックによる中京代替開催の芝1200mの報知杯4歳牝馬特別でした。懐かしいなぁ。その後オークストライアルも勝って、距離不安と思われたオークスでも大外を差し込んで2着でした。また、ゴールデンジャックの初仔であるサイドワインダー。TVゲーム版のキャプテン翼に出て来るキャラ・カペロマン君の必殺技を思い出させる彼が、京都金杯を制した際の鞍上も四位騎手でした。KBS京都のTV放送でしたでしょうか、勝利騎手インタビューで「お母さんのゴールデンジャックにも重賞を勝たせてもらったんで(大意)」と、母仔2代で重賞勝ちを収められた喜びをおっしゃっていました。そして、ゴールデンジャックの全弟となるスターリングローズ。通算40戦14勝、JBCスプリントを始めとして重賞6勝は立派でした。引退レースとなった2004年のフェブラリーS(GI)も、9番人気でしたが意地を見せて小差の3着でした。なお、ゴールデンジャックは母コマーズが空胎後の仔だったように記憶しています。そしてスターリングローズは母コマーズが不受胎後の仔です。



ついで、blandfordさんからのご質問にお答えしておきます。


>こういう場合、サウスヴィグラス産駒の数が少ないから、大丈夫なのかね?


サウスヴィグラスの種付情報について調査したところ、


サウスヴィグラス(1996.4.19)の種付情報
種付年度 種付頭数 生産頭数 血統登録頭数
2004 150 101 94
2005 124 91 86
2006 97 64 59
2007 94 66 64
2008 112 80 74
2009 145 - -
合計 722 402 377

いやー、blandfordさん、随分と人気種牡馬でした、サウスヴィグラス(^_^;)。ええ、竹島牧場さんのトーホウドルチェ(2005.3.30)が、当然のことながら代表産駒ですね。2010年4月4日現在、稼ぎ頭。彼女はサウスヴィグラスの初年度産駒です。また、やはりラブミーチャン(2007.3.19)。デビュー5連勝で全日本2歳優駿(JpnI)を制した現3歳のダート短距離女王。一頓挫ありましたが、改めて、彼女にも期待したいところです。



ダテや酔狂でデビュー5連勝を飾ることなどできません。ナムラタイタン、タレントの揃っている4歳ダート路線の短距離の新星として、これからも頑張って連勝を伸ばして欲しいものです。


では、以上オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。



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投稿: オオハシ  日時: 2010年04月04日 16:16
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