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« レース回顧【スイートピーSその2】 | G1回顧【オークスその2】 »

2007年05月21日

G1回顧【オークスその1】

オークスです。

ある程度厳しい流れになるだろうとは思ったんですが、各馬の位置取りが全く戦前の予想と違ってましたね。
みんな「先行してのイン差し」を意識して早め早めに動いた結果、1000m59秒1のハイペースに巻き込まれて、 ラストは非常にタフな戦いになりました。
グリチャを見てると1000のラップがリアルタイムで画面に表示されるんですが、「59秒1」と出た瞬間、 もうこれは外差しが決まる流れだな、と思って見ていました。

それにしても、府中の2400の外枠は不利ですね~・・・。特にフルゲートの8枠に入ると、逃げるか追い込むかの極端な戦法を取れる馬じゃない限り、そうとうな 距離ロスとなります。フルゲートだと7枠もけっこう厳しいものがありますね。
オークスの全頭回顧やってみて、改めて感じました。


※いつも同様、緑の文字が次走の注目馬です。

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■オークス■ 東京芝2400 良馬場 2:25.3
12.6 - 11.0 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 12.8 - 12.7 - 12.5 - 12.4 - 11.8 - 11.4 - 12.6
1000m/59秒1  71秒9-73秒4  上がり35秒8  
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1番 スマートストーム 18着
普通に好位から行っても切れ味に乏しい馬だけに、勝負の騎乗で逃げの手に出たのだと思われる。ただ、気分よく行かせすぎて、思いがけず1000が59秒1、ハイペースを演出してしまった。フットワークがやや硬く直線大歩き。バランスがあまり良くなかったので自己条件でもそう簡単には勝てないかも、という感じ。

2番 ローブデコルテ 1着
スタート抜群、これが一番パッと出たのではないだろうか。そのままポジションを気にせずに馬のフットワークを守って道中自然に中団。桜花賞のときもそうだったが実に折り合いのいい馬で、騎手の指示にもすぐに反応するし、利口なタイプだと思う。直線ではスムーズに外に持ち出したところ、外からミンティエアーにかぶされて一瞬進路をなくしたが、慌てずそのままさらに外へ進路変更して追い込んだ。ずいぶん長くいい脚を使う馬で、「2強がいなかったから勝てた」とは言わせない迫力の勝ち方。京都の外回りも合いそうなタイプで、秋が楽しみになった。

3番 マイネルーチェ 6着
この馬が先行したのにも驚いたが、道中のフットワークバランスが見違えるほどよくなっているのにも驚いた。さすが上原厩舎、大一番にピタリと照準を合わせて仕上げてくるのが上手い。ラストも最内からしぶとく脚を使っていたし、この馬の本質はおそらくスタミナ型なのだろう。古馬になっても中~長距離のハンデ戦でソコソコ着を拾っていきそうなタイプに育つかもしれない。

4番 ハロースピード 11着
やや出負けしたが、スッと馬を動かして2番手からの競馬。この馬の先行にも驚かされた。逃げ馬が1000を59秒1で通過したあとに少しペースを落としたが、そこで前に詰めて行ったので、まったく息の入らない競馬になってしまった。かなり厳しいレースだったが、馬は基本性能がなかなか高くて、大バテ・大歩きというワケではなかった。疲れを取って出走してくれば、この世代ではやはりある程度上のほうの評価でいい。

5番 ミンティエアー 4着
馬群の中団からレースの流れに上手く乗って、非常にロスの少ない競馬ができた。おそらく現時点での力を出し切っての結果と思える。いいフットワークで走る馬なので、夏にどれぐらい成長してくるかがポイント。ただ、この鞍上はいつも府中の2400だと追い出しがワンテンポ早いような気もするが、実際にどうなのかはよく分からない。

6番 ミルクトーレル 8着
インからロスなく競馬をして、これも力を出し切れたと思う。直線でもこの馬なりに伸びてきているが、惜しくも現時点では瞬発力の点で上位クラスからはやや見劣りがした。最後多少体力負けで、距離は1800から2000ぐらいが向きそう。

7番 ベッラレイア 2着
パドックではカリカリして見えて馬の形も多少状態落ちに見えたが、走らせてみると柔軟性のあるフットワークで、バランスも実に良かった。馬群の中で折り合って競馬ができたのも大きな収穫だったし、レースぶりに自在性があることも分かって今後につながる敗戦だったと思う。早め先頭が作戦だったのか、あるいは流れの中でそうなったのかは分からないが、これはこれで正解だったのではないだろうか。勝負の騎乗で、悪くなかった。秋にはこの馬が絶対に得意なはずの京都が待っているし、ダイワスカーレットやウオッカとも対等にやれるのではないか、と思えた。この流れで早め先頭に立って2分25秒3のタイム差なし、ほんの微差の2着だから、ものすごく体力のある馬。実に内容のあるレースで、強い競馬だった。

8番 ピンクカメオ 5着
パドックで見るとモコモコした身体つきの馬だが、この馬はこれでOK。ストライドが柔軟で伸びやかに走れるし、推進力のあるフォーム。NHKマイルCから中1週でこの競馬ができるのだから、やはり能力が高い。2400はこの馬には長い印象だが、2000ぐらいまでなら十分に対応できそう。今後のレースの選択肢が広がる内容だった。

9番 レインダンス 7着
後方から進めて、直線一本で追い込んできた。ただ、直線でかなり馬群が密集していたので、進路を探して少し右に左に、という感じになってしまったのが惜しかった。バランスのいい馬だが、けっこう現時点で完成されているような印象もあった。オープンだともう一押し足りないか。


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日時: 2007年05月21日 02:59
カテゴリー: 3歳G1