2007年06月24日
ドクターNの馬体診断【宝塚記念】
6月のアタマに僕の会社が引越しをして、ドクターNの治療室とは違うビルに移りました。
それと同時に僕がなんだかずいぶん忙しくなってしまって、ほとんど競馬のことを考えられない日が続いたんですが、今週はついにドクターNと時間の都合がつかずに、ドクターNから馬体診断の見解をファックスで送ってもらうということになりました。
今週も動画はナシで、ブックのPHOTOパドックだけを見ての判断です。
非常に簡潔に見解をまとめてくれていますので、それをあまり脚色せずにお伝えすることによって、逆に、ドクターNが普段どんな言葉を使うのか、ナマの雰囲気をお届けできるような気もします。
ではさっそく、ドクターNがファックスで送ってくれた宝塚記念の馬体診断、ご覧いただきましょう。
◇スウィフトカレント◇【評価B】
・GOOD POINT・
背のラインがきれいに決まっていて、臀部、坐骨神経部分がガクッと落ちていた凹みもなくなり、肋骨の丸みも出てきて内蔵圧迫の心配がありません。首から胸・脚にかけての筋肉も十分で、特に前部を支える肩の筋肉が充実していて良好です。後ろ脚の推進力を生む筋肉系もOKです。
・BAD POINT・
腹筋の支えが少し弱いと感じられます。
◇ウオッカ◇【評価C上】
・BAD POINT・
首自体の力がなくなり、筋肉全体が硬く、動きの悪い、伸びやかさにかけた状態に見えます。後ろ脚を引き上げる筋肉である大腿筋膜張筋も力不足の感じがあり、今回2200mは少しきついかな、という感じに思えます。疲労がかなり蓄積している状態と判断します。
◇ポップロック◇【評価C上】
・GOOD POINT・
首から胸にかけての筋肉は一回り大きくなったように見え、前脚で芝を掻き込むことができると思われます。尾離れも位置が高く、良い感じですね。繋ぎもきちっと立ち上がり、腱でしっかりと立てていると思います。
・BAD POINT・
後ろ脚の推進力系の筋肉が少し弱くなっていて、臀筋部分は弱さを感じます。腰部から仙骨部にかけて棒が入っているように硬く、全体として前後バランスが悪いと思います。おなかのハレも少し気になりますね。
◇アドマイヤムーン◇【評価C】
・BAD POINT・
筋肉の連動が悪く、かなり背が落ちた状態に変わってしまっているように見えます。収縮も伸びも悪く、腹筋の支えもたりない感があります。後ろ脚の推進力も不足気味で、アキレス腱の張りも強く出てしまっています。
◇カワカミプリンセス◇【評価B☆】
・GOOD POINT・
キ甲と胸前を結ぶ三角筋ラインが決まってます。全体バランス良好で、筋肉も充実しています。肩の筋肉がかなり充実していて、身体を支えられています。また、前脚の関節の縮みがなくなり、スーッときれいに伸びています。後ろ脚の推進力系の筋肉は、臀筋・大腿筋膜張筋・蹴りの筋肉まで充実しています。
・BAD POINT・
腹部の支えとなる腹筋がやや弱くて、若干締まりがない印象です。
◇ダイワメジャー◇【評価B上】
・GOOD POINT・
前走安田記念のときの状態と変化ナシの、良い状態を保っています。特に、キ甲と胸前を結ぶ三角筋ラインが安田記念より良くなっているため、前へ行こうとする力を利用することができます。首の支えとなる胸筋も不足がないので、しっかり首の前後運動が可能になると思われます。
◇アサクサキングス◇【評価B下】
・GOOD POINT・
1着だったきさらぎ賞のときの筋肉状態に戻りつつあり、背のラインもスッキリしてきています。臀部のへこみも少なくなり、肋骨も斜めの角度がよくなってきています。
・BAD POINT・
全体の筋肉量に対して、首がいまひとつ充実していない感じです。腹部の締まりももうひとつの感があります。
◇メイショウサムソン◇【評価B下】
・GOOD POINT・
天皇賞・春と大きな変化はなく、良い状態で、筋肉の疲れもなさそうですし、筋のひきつりも感じられません。
・BAD POINT・
繋ぎの関節の倒れが深く、腱で立っていない状態と思われます。
◇ローエングリン◇【評価C】
・GOOD POINT・
首は筋肉不足ぎみですが、胸から肩・前脚までの筋肉はOK。パドックで気配要注意としておきます。
・BAD POINT・
背が落ち、仙骨が尖り、肋骨が立ち上がりぎみです。
以上、今回の診断では、
ダイワメジャー>カワカミプリンセス>スウィフトカレント>アサクサキングス>メイショウサムソン
という感じとなりました。レース、楽しみに待ちましょうm(_ _)m
※ドクターNが始めての方へ※
下記のエントリをご覧いただくと、ドクターNについてよくお分かりいただけます。
◇ドクターN登場 ◇ドクターN続報 ◇僧帽筋の研究
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それと同時に僕がなんだかずいぶん忙しくなってしまって、ほとんど競馬のことを考えられない日が続いたんですが、今週はついにドクターNと時間の都合がつかずに、ドクターNから馬体診断の見解をファックスで送ってもらうということになりました。
今週も動画はナシで、ブックのPHOTOパドックだけを見ての判断です。
非常に簡潔に見解をまとめてくれていますので、それをあまり脚色せずにお伝えすることによって、逆に、ドクターNが普段どんな言葉を使うのか、ナマの雰囲気をお届けできるような気もします。
ではさっそく、ドクターNがファックスで送ってくれた宝塚記念の馬体診断、ご覧いただきましょう。
◇スウィフトカレント◇【評価B】
・GOOD POINT・
背のラインがきれいに決まっていて、臀部、坐骨神経部分がガクッと落ちていた凹みもなくなり、肋骨の丸みも出てきて内蔵圧迫の心配がありません。首から胸・脚にかけての筋肉も十分で、特に前部を支える肩の筋肉が充実していて良好です。後ろ脚の推進力を生む筋肉系もOKです。
・BAD POINT・
腹筋の支えが少し弱いと感じられます。
◇ウオッカ◇【評価C上】
・BAD POINT・
首自体の力がなくなり、筋肉全体が硬く、動きの悪い、伸びやかさにかけた状態に見えます。後ろ脚を引き上げる筋肉である大腿筋膜張筋も力不足の感じがあり、今回2200mは少しきついかな、という感じに思えます。疲労がかなり蓄積している状態と判断します。
◇ポップロック◇【評価C上】
・GOOD POINT・
首から胸にかけての筋肉は一回り大きくなったように見え、前脚で芝を掻き込むことができると思われます。尾離れも位置が高く、良い感じですね。繋ぎもきちっと立ち上がり、腱でしっかりと立てていると思います。
・BAD POINT・
後ろ脚の推進力系の筋肉が少し弱くなっていて、臀筋部分は弱さを感じます。腰部から仙骨部にかけて棒が入っているように硬く、全体として前後バランスが悪いと思います。おなかのハレも少し気になりますね。
◇アドマイヤムーン◇【評価C】
・BAD POINT・
筋肉の連動が悪く、かなり背が落ちた状態に変わってしまっているように見えます。収縮も伸びも悪く、腹筋の支えもたりない感があります。後ろ脚の推進力も不足気味で、アキレス腱の張りも強く出てしまっています。
◇カワカミプリンセス◇【評価B☆】
・GOOD POINT・
キ甲と胸前を結ぶ三角筋ラインが決まってます。全体バランス良好で、筋肉も充実しています。肩の筋肉がかなり充実していて、身体を支えられています。また、前脚の関節の縮みがなくなり、スーッときれいに伸びています。後ろ脚の推進力系の筋肉は、臀筋・大腿筋膜張筋・蹴りの筋肉まで充実しています。
・BAD POINT・
腹部の支えとなる腹筋がやや弱くて、若干締まりがない印象です。
◇ダイワメジャー◇【評価B上】
・GOOD POINT・
前走安田記念のときの状態と変化ナシの、良い状態を保っています。特に、キ甲と胸前を結ぶ三角筋ラインが安田記念より良くなっているため、前へ行こうとする力を利用することができます。首の支えとなる胸筋も不足がないので、しっかり首の前後運動が可能になると思われます。
◇アサクサキングス◇【評価B下】
・GOOD POINT・
1着だったきさらぎ賞のときの筋肉状態に戻りつつあり、背のラインもスッキリしてきています。臀部のへこみも少なくなり、肋骨も斜めの角度がよくなってきています。
・BAD POINT・
全体の筋肉量に対して、首がいまひとつ充実していない感じです。腹部の締まりももうひとつの感があります。
◇メイショウサムソン◇【評価B下】
・GOOD POINT・
天皇賞・春と大きな変化はなく、良い状態で、筋肉の疲れもなさそうですし、筋のひきつりも感じられません。
・BAD POINT・
繋ぎの関節の倒れが深く、腱で立っていない状態と思われます。
◇ローエングリン◇【評価C】
・GOOD POINT・
首は筋肉不足ぎみですが、胸から肩・前脚までの筋肉はOK。パドックで気配要注意としておきます。
・BAD POINT・
背が落ち、仙骨が尖り、肋骨が立ち上がりぎみです。
以上、今回の診断では、
ダイワメジャー>カワカミプリンセス>スウィフトカレント>アサクサキングス>メイショウサムソン
という感じとなりました。レース、楽しみに待ちましょうm(_ _)m
※ドクターNが始めての方へ※
下記のエントリをご覧いただくと、ドクターNについてよくお分かりいただけます。
◇ドクターN登場 ◇ドクターN続報 ◇僧帽筋の研究
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日時: 2007年06月24日 03:42
カテゴリー: 馬体診断
