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2010年07月29日

穴馬発見~アイビスSD/パドック全頭解説【blandford】

1週遅れになりますが、アイビスサマーダッシュをまずはパドック全頭解説で振り返ります。
レース当日は某競馬施設でパドック映像を見ていましたが、家で録画してあったHDの映像を見直すと、かなり印象の違う馬もいたりします。なかなか難しいものです。

次走狙ってみたい馬は太字表記です。

1番 メジロシリング(13着)
腹のラインはしっかりしているんですが、非常に背っタレですね。こういう体型なのか、それとも背が落ちた状態なのかちょっと把握しにくいですが、全体に捌きが極めて硬いので、背が落ちた状態だと見て間違いないと思います。こういう状態だと買えません。

2番 サープラスシンガー(16着)
身体の伸縮を全く使えず、とても捌きの硬い歩様です。前捌きも硬いですし、後肢もほとんど前方向に向かって踏み込めていません。

3番 マルブツイースター(3着)
重心バランスがいい状態で、四肢の連動性も良く、そのため首の動きがかなりリズミカルで柔軟です。ヒザも使おうとしており、体調はかなり良かったものと思えます。

4番 ウエスタンビーナス(8着)
腹筋の支えが弱くなり背が若干落ちてしまい、そのため首を高くしてバランスを保とうとしています。結果として馬体に間延び感が出てきてしまいました。もう少し「正方形」っぽくまとまらないと、ダメです。

5番 シンボリグラン(9着)
背のラインと臀筋群の状態はなかなかキレイで、馬体全体のバランスはそう悪くはありません。ただ、膝の関節が動きが硬いため、後肢の捌きが全体に硬くなっています。いいときは、もう少しヒザがスッスッと前に出る感じに歩きます。パドックとは関係ないですが、1000はこの馬には忙しいのでは?決定的な調子落ちとは思えませんので、まだ見限れないと思います。

6番 ショウナンカザン(14着)
ヒザを使ってしっかり歩こうとしていますが、腹筋の支えが弱くなってしまって、腹ボテ気味に見えますね。当然ですが、それにともなって背のラインも落ちてきています。つまり体幹で身体を支えきれていないので、もう一つ、というところです。

7番 メリッサ(18着)
18着に大敗するような感じでは決してないんですが、しかし身体の伸縮性が乏しくて、スローで見ると「脚だけで歩こうとしている」という状態です。走るということは「身体が伸縮する」ということですので、伸縮をパドックでうまく使えていない馬は、たいていダメです。その良い見本かもしれません。ヒザは動いているので、大スランプではないと思います。次走は身体の伸縮を見ておきたいところ。

8番 ショウナンラノビア(6着)
これは意外に重心のバランスが良くて、リズム良く歩けてましたね。惜しむらくはヒザがほとんど動いていないので、若干推進力が足りていない、ということでしょうか。スプリント戦の場合、ヒザが動かなくても身体全体でグイグイ前に進んでいればたいていOKなんですが、もう少し後肢が柔らかく動けば、もっと上だったかもしれません。惜しい感じ。

9番 ケイティラブ(1着)
腰から臀部にかけての筋肉がびっしりといい状態に敷き詰められている感じで、スプリント戦を走るには非常にいいデキでした。後肢と首との連動性も良いので、全体にバランスよく歩けています。ヒザをあまり使っていませんが、全体にグイグイと前に向かっているのでOKです。

10番 エーシンエフダンズ(17着)
後肢を後ろに送るたびに、腰がカクッと落ちてしまいます。腰の動きがこういう動作になると、バランスが崩れている証拠ですので、ほとんど好走は望めません。

11番 カノヤザクラ(10着)
左第1指関節脱臼を発症し、予後不良。

12番 ジェイケイセラヴィ(2着)
腹筋の支えがしっかりしていて、重心バランスが取れています。この馬の腰の動きも、一見するとカクッと落ちてるように見えてしまうかもしれませんが、後肢と首の動きの連動性がいいので、これはバランスの崩れではありません。首の動きがリズミカルで、体調良好です。臀筋群がやや不足して見えますが、これは体型かもしれません。逆に、ここにもっと肉がつけば、もっとやれるのかもしれません。

13番 シャウトライン(5着)
力感のある歩様でしっかりと歩けていますので、パドチャのときはこれを本命にしましたが、スローで見てみると若干ヒザの動きがモノ足りず、やや惜しい感じ。あと、肋骨が少しひしゃげているかもしれません。後肢を押し出すときに少し腰が落ちる分、やや間延び感があるので、もう少しコンパクトにまとまれば、今度はもう少しやれる感じもします。

14番 キルシュブリューテ(12着)
ヒザを使って歩けていて、この馬としては状態がけっこういいのではないかと思います。ただ、収得賞金2450万の6歳牝馬のオープン馬で、このクラスでは力が足りていないかもしれません。大幅にメンバー落ちのオープン特別とかなら、3着の大穴候補に面白いかもしれませんが。デキは良好です。

15番 アンバージャック(11着)
前捌きが硬いですね。キ甲が尖って見えるほど背中が落ちてしまっていて、歩くときに身体の前半分と後ろ半分がちょっと衝突するような感じになって、推進力を生み出せていません。

16番 アポロドルチェ(4着)
身体のラインがきれいでけっこういい出来なんですが、去年2着したときはもっとヒザが前に力強く動いてたんですよね。つまり大腿筋膜張筋が若干弱いのでこうなるわけですが、ここが鍛えられてヒザが前にぐっと動けば、次走は買い。

17番 テイエムカゲムシャ(15着)
腹筋の支えが弱く、背がやや落ちてしまって、腹の比率に比べて背中の比率がやや寸詰まりに見えます。これが「間延び感」です。背中が寸づまりになると、レースでの好走は望めません。

18番 アスドゥクール(7着)
身体のラインがとても良く、腹筋の支えもあるし臀筋もしっかりしているんですが、惜しくも腰がグニグニと動いてしまってますね。これはもしかすると、飛節の曲がり方に起因するものかもしれません。飛節自体は当然曲がっている部位なんですが、後肢の筋肉群がバランスよく付いていると、歩くときに飛節の曲がりに影響を受けずに、腰の位置が安定するようになります。まだ準オープンに出られるので自己条件ならもしかしてかなりいい勝負かもしれません。


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日時: 2010年07月29日 02:13
カテゴリー: パドック全頭解説