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2010年07月14日

プロキオンSパドック全頭解説【blandford】

ケイアイガーベラが歴史的な快走を演じたプロキオンS、パドックの全頭解説で見ていきましょう。
次走狙ってみたい馬は太字表記です。

1番 ナムラタイタン(3着)
首の使い方が非常にリラックスしていてリズミカルです。これはそうとう体調がいい時に馬が見せる首の使い方で、スズカマンボが天皇賞(春)を人気薄で勝ったときも、こういうリズミカルで軽い首の使い方をしていました。これは全身のバランスが良くて、筋肉系も充実しているため、推進力を得る動作として首に余計な負担がまったくかかっていない状態で、パドックの動きとしては理想的です。腰の位置もまったくぶれがなく、馬体に安定感があります。ただ、膝の使い方がややモノ足りませんが、ダート短距離の場合は、膝はちゃんと前後に動いてさえいれば大丈夫なケースが多いので、さほどマイナス点とはなりません。負けたのは、現時点での力量差という部分だと思います。

2番 メイショウシャフト(15着)
久しぶりの出走ですが、20キロ絞れてずいぶんすっきりした馬体のラインとなりました。馬もこれぐらいの方が動きやすいんじゃないのかな?今回の敗戦で10戦連続二桁着順となりましたが、馬の状態は意外にもそう悪くないです。これで身体の伸縮を使って歩くようになったら大穴候補。得意の新潟あたりではちょっと注意してパドック見てみましょう。

3番 タマモホットプレイ(8着)
馬体のライン、いいですねえ。これ、ずいぶん体調がいいのだと思います。しっかりと仕上げられていて、これもどこかで穴をあけそうな雰囲気。ただ、身体のラインはいいんですが前捌きが硬いので、全体にちょっと推進力が足りていません。その、推進力の足りていない部分をほかの変な動きで補おうとはしていないので、動きのバランスは悪くないんですよね。合うレースがなかなか無いですが、目先を変えて弱メンのダート1700とかにもし出るようなら、このデキなら大穴候補。

4番 タートルベイ(10着)
前走福島テレビOPの時よりは腹筋の支えができてきて、体調自体は上昇です。ただ、依然として後肢の(特に膝)前方面への動きがモノ足りず、踏み込めていない状態です。収得賞金2250万円の5歳オープン馬で、力量的にオープンで通用するかどうかこの先微妙ですが、状態そのものはかなりアップです。

5番 セレスハント(6着)
腰の位置が安定していて、体調は上々です。このデキがキープできるならオープン特別ぐらいなら良いレースできそうですが、向くレースがしばらくない感じですよね。膝をあまり使っていないのが歩様としてはやや不満。

6番 ダイショウジェット(4着)
腹筋の支えがしっかりしていて、胸前の筋肉も充実、馬体に安定感があっていい状態です。四肢のリズムもマッチしてますし、ムダな力みもありません。ただ、今あらためて馬体を見てみると、後肢の筋肉量がもう少し欲しいところかもしれません。

7番 マカニビスティー(11着)
アングル的に分かりにくいのが残念ですが、後肢がしっかり動いてるっぽいので、悪くはないかな、と思ったんですけどね。ちょっと腹筋の支えが足りなかったのかもしれません。

8番 サマーウインド(2着)
この馬はほとんどヒザを使わないで歩く馬で、重心バランスが整って軽いタッチで歩けていればOKというタイプ。しかもやや背ッタレに見えますが、これも体型なので、腹筋の支えがしっかりしていれば問題なし。今回はバランスよくスッスッと歩けていて、腹筋もしっかりしていてかなりいい出来でした。

9番 コスモセンサー(16着)
鞍がおいてあるのでちょっと分かりにくいんですが、やや背が落ちて腹筋が少しゆるい状態でした。そのため、歩くとき腰が上下に少しグニグニ揺れていて、これは歩様としてはマイナスです。

10番 プロセッション(12着)
前捌きが硬く、身体の伸縮をほとんど使わずに棒立ち状態で歩いています。身体の中で、動こうとしているのが後肢だけ、という感じで、全体の連動性が悪く、そのため踏み込みも浅くなっています。収得賞金2200万の7歳オープン馬。こういう馬にはやっぱり降級のチャンスを与える方が、競馬全体が面白くなると思いますけどねー?

11番 マイプリティワン(13着)
全体の捌きが硬く、ほとんど踏み込めていません。「踏み込めていない」と判断するのはヒザの動きをよく見れば分かります。この馬の場合、まったく前方向に膝が動いていません。これは、見た瞬間に消せる、典型的なパターンです。

12番 グロリアスノア(9着)
この馬の馬体はけっこう好きで、このときもライブでは悪くないと思ったんですが、改めて見ると身体の伸縮をあまり使わずに歩いちゃってますね。これはドバイ遠征の疲れが出てきた、という感じかもしれません。馬体全体に柔軟性がやや足りず、ちょっと硬い感じになってしまいました。

13番 ティアップワイルド(5着)
この馬は比較的デキが安定していて、今回も腰の位置が決まってグイグイと前に進む歩様なので、印象としては悪くありません。腹筋の支えもしっかりしています。ただ、能力的に、1400では1分23秒台の前半がいっぱいというタイプなのでパドックでも推奨はしませんでしたが、逆に、それぐらいの時計で走れば事足りそうなレースでは買いという感じでいいと思います。ただ、前走の方が膝をしっかり使って歩いていましたので、若干、気配落ちとも見えました。

14番 トーホウアタック(14着)
リズミカルにバランスよく歩けていて、シャキッと立てているので体調はまあまあだと思います。ただ、ちょっとお腹に腫れ感があるのと、あまり膝を使っていないのが好調時に比べるとやや気配落ち、という感じでした。

15番 シャイニングアワー(7着)
これは腰の位置を高くキープしていて、臀筋群も充実しているので一瞬おっと思いましたね。惜しむらくは、腹筋の支えがやや足りなくて、そのため伸縮が十分ではないのでヒザの踏み込みが今ひとつになってしまった、という点です。これはもう少し上昇してくる気配ありますねー。

16番 ケイアイガーベラ(1着)
腹筋の締まり、臀筋群のきれいな状態、そして全身の動きの連動性が良く、パッと見て目に付くパドックの状態です。オープンクラスの馬だと、レースぶりを覚えていたりするので目が曇ってしまいがちですが、こりゃー買わないとダメでしたね(^^; 反省。


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日時: 2010年07月14日 02:12
カテゴリー: パドック全頭解説