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2010年06月16日

エプソムCパドック解説~後編【blandford】

じゃあさっそくですが、エプソムCのパドック全頭解説、後半に突入です。

ゼンノグッドウッド。この成績でなぜ現役を続行しているのかやや疑問ですが、実は身体のラインだけはまあまあなんですよね。ただ、残念なことに、大腿筋膜張筋の力がなくて、膝の動きに全然、力感がないんです。しかも前捌きが硬いので、ちょっと馬の見方に慣れた人には「トボトボ歩いてる」感じに見えるんじゃないでしょうか。でもこの身体のラインをキープして膝がしっかり動けば、ローカルで穴かもしれません。

ラインプレアー。腹筋の支えがやや弱い上に、身体の伸縮性がほとんどありません。これは背中が硬いのか、それとも腹が硬いのか(僕はこういう馬を自分的には腹が硬い馬と呼んでますが)、硬い腹に邪魔されて膝が前に動かないので全く踏み込めない、という、典型的な「仕上がってない」状態の馬です。

トウショウウェイヴ。歩くときにキ甲がずいぶん目立つんですが、これはおそらく背中から腰のラインにかけて力なく落ちてるからそう見えるわけです。身体の後ろ半分の筋肉量が、骨量に対して足りていない印象でした。

キョウエイストーム。重心バランスが崩れていて、やや前傾気味。全体に捌きが非常に硬くて、膝も全く前方に向かって動いていないですね。こういう馬を、僕は「歩けいてない」と呼んでいます。

ストロングリターン。身体のライン、筋肉系、重心バランスともにまあまあで、体調は悪くないです。これで膝がもう少し前方向にぐっと踏み出せれば、弱メンのオープンならもっと好走も可能だと思います。

ゴールデンダリア。このように、歩くたびに腰がカクッと沈み込むようになる馬は、レースに行ってほぼダメです。腰がカクっと沈み込むなる原因はいろいろあるんですが、今回のゴールデンダリアは胴体部分の伸縮がまったく使えていないために、推進力を得るため腰を落として後肢を前に運んでいるわけです。これはバランス悪くて、「危険な人気馬」企画やってたらただちにご指名ですね。

サンライズマックス。ずいぶん背中が落ちてしまって、元気が無いですね。これも歩く度に腰がカクッと沈みこみますが、ゴールデンダリアよりもいっそう顕著なので分かりやすいのでは?これが、まず走れない馬の代表的な動き方です。ただ、シルポートのところでも書きましたが、これが首の動きとしっかり動機していれば、走ったときに弾力性として使えます。サンライズマックスに話しを戻すと、胴体部分の弾力性が全くなく、したがって後肢もほとんど踏み込めていません。

デストラメンテ。これも謎の現役続行ですが、まあ6歳なので着賞金ハンターというところですか。この馬は一時期重心バランスの崩れがひどくて、ものすごく前傾になってパドックを歩いていたんですが、それはそうとう改善されてきて、気配は上向きですね。膝の動きがまだ不満なので、いきなり馬券圏内は難しいと思いますが、しかしこのバランスで膝が動き始めたら、ローカル弱メンで一世一代の3着、とかならあるかもしれません。

ニルヴァーナ。身体のラインそのものはそんなに悪くないんですけどね。身体の捌きが硬いので、膝が楽に動いてないんですよね。もっと膝が軽く動くと走れそうなんですが、メンタル的にダメなのかもしれませんね。馬の場合、凡走原因が馬体だけじゃないケースが多いんですが、メンタルでダメな馬はどんなに身体がデキてもほぼ走りませんので、注意深くレースぶりを見ていく必要があります。

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(参考)

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日時: 2010年06月16日 22:21
カテゴリー: パドック全頭解説