2010年05月27日
ダービーに向けて、皐月賞評価【blandford】
ダービーへのステップとしていちばんレベルが高いのは皐月賞なので、まずは皐月賞をしっかり見ておきましょう。
フジテレビの実況はアナウンサーがうるさくて本当に不愉快ですが、でもゴール前のアングルがグリチャよりこっちのほうがいいので、貼っておきます。
さてそれで皐月賞、かなり興味深いレースでしたね、改めて見ると。
ラップがこれです。
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12.1 - 10.9 - 12.4 - 12.1 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 12.0
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このラップのポイントは、赤で示した部分。
まず、最初から2番目の10.9 。皐月賞で、ここが10秒台になるラップは、超ハイペース。ここが10秒台まで上がってしまうことはそうめったになくて、最近では、昨年のアンライバルドが勝ったレース。去年は近年まれに見る低レベルで不作な年ではありますが、このラップを刻んだ先行馬は全滅、7着まですべてが追い込み馬という決着でした。
その前は、ダイワメジャーが勝った2004年。
この年の中山は空前の高速馬場で、今年の東京のようなイメージ。このラップを刻んでも前に行った馬が止まらなくて、勝ったのがダイワメジャー、2着がコスモバルク。でも、2ハロン目で10秒台を刻むようなレースを先行して勝ってしまうわけですから、ダイワメジャー、さすがはG1を5勝もする名馬です。3歳の頃は、コスモバルクも強かったしね。
2ハロン目に10秒台になったその前のレースは、2002年、ノーリーズンが勝った年。中山の高速馬場はこのころからダイワメジャーの頃までがピークで、ノーリーズンは1分58秒5の皐月賞レコード。
その前が、1999年、テイエムオペラオーが勝った年ですが、この年は2ハロン目が10秒4と超絶に速かったんですが、その他のハロンが、ラスト1ハロン以外すべて12秒台に落ち着く、という、ちょっと変わった流れでした。
その前が、1992年のトウカイテイオーの年。これも、2ハロン目が10秒8ですが、他のラップがすべて12秒台という、まあ順当なラップ構成となりました。ただしこのときは稍重です。
さてそれで。
この20年間で、「2ハロン目が10秒台になった皐月賞」は、今年のレースを入れてわずか5回しかないんですが、今年と1992年のトウカイテイオーの年以外の3回は、すべて良馬場。しかもノーリーズン、ダイワメジャーの頃は空前の高速馬場だったことを加味すると、今年の「稍重でインが荒れた状態で、それでなおかつ10秒9」は、ちょっとありえないほどのハイペースだったことが分かります。
これで、道中のラップがガタッと12秒後半に落ちるところが続くようだと先行馬も息が入りますが、今年の流れは、稍重で馬場差がハロンあたり0.1~0.2秒だったとしても、緩んだラップはなくてタイトな流れ。それでなおかつ、最後から2番目のラップで11.8というのが出現しているので、僕はこのレース、ものすごくハイレベルなレースだった、と評価しています。
このエントリで本当に言いたいことは、実はここから先なんでございます。
最初から2ハロン目の10.9 を作って先行馬全滅のペースを作った馬の一頭が、ゲシュタルト。(たぶん、ゲシュタルト自身のここのラップが11秒0ぐらいです。)
そして最後から2ハロン目の11.8という、レースの流れの中で2番目のラップを刻んだ馬が、これまたゲシュタルト。
これは、逃げていたバーディバーディが早めに手応えなくなって、ゲシュタルトが4角外から並んでほぼ先頭に並んでいるので、シュタルト自身のラップがたぶん11秒8。
先行馬全滅のペースを作った張本人が、4角回って苦しいところでレース2番目のラップをまた自ら刻んで・・・となると、坂で大失速というのが常識なんですがね。
ゲシュタルト、差のない7着。
これ、ものすごく強いと思いますよ。僕はこの馬、ダービーでもかなり上位評価です。
レース全体を見てみると、上位に来たのは、前半から2つ目の10.9のところで、馬に負担をかけないで後ろの方で慌てず騒がずどっしりと構えていた馬ばかり。
1着2着のヴィクトワールピサ、ヒルノダムールは、この時点でもうインにつけてます。
勝ったヴィクトワールピサはそのあとインベタをくるっと回ってきて、ジョッキーがとにかく超ファインプレイ。馬も強いけど。
2着のヒルノダムールは、まあ、強いことは強いんだけど、これはどうも「うまく展開がハマったかな?」という感もある競馬。
3着のエイシンフラッシュは小細工なしの正攻法で、これはけっこう強かったと思います。
皐月賞組から、ダービーで買いたいのは、ゲシュタルト、ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ。
ちなみに、京都新聞杯の最後の1ハロンのラップが11秒5なんだけど、位置取りを考えるとゲシュタルトのラップはおそらく11秒3ぐらい。これはおそらく、ダービーに向かってくる馬の中では、「ラスト1ハロン最速」ですよ?まあ、京都新聞杯は道中遅かったけどね。
(ポチっと激励お願いします^^)
フジテレビの実況はアナウンサーがうるさくて本当に不愉快ですが、でもゴール前のアングルがグリチャよりこっちのほうがいいので、貼っておきます。
さてそれで皐月賞、かなり興味深いレースでしたね、改めて見ると。
ラップがこれです。
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12.1 - 10.9 - 12.4 - 12.1 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 12.0
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このラップのポイントは、赤で示した部分。
まず、最初から2番目の10.9 。皐月賞で、ここが10秒台になるラップは、超ハイペース。ここが10秒台まで上がってしまうことはそうめったになくて、最近では、昨年のアンライバルドが勝ったレース。去年は近年まれに見る低レベルで不作な年ではありますが、このラップを刻んだ先行馬は全滅、7着まですべてが追い込み馬という決着でした。
その前は、ダイワメジャーが勝った2004年。
この年の中山は空前の高速馬場で、今年の東京のようなイメージ。このラップを刻んでも前に行った馬が止まらなくて、勝ったのがダイワメジャー、2着がコスモバルク。でも、2ハロン目で10秒台を刻むようなレースを先行して勝ってしまうわけですから、ダイワメジャー、さすがはG1を5勝もする名馬です。3歳の頃は、コスモバルクも強かったしね。
2ハロン目に10秒台になったその前のレースは、2002年、ノーリーズンが勝った年。中山の高速馬場はこのころからダイワメジャーの頃までがピークで、ノーリーズンは1分58秒5の皐月賞レコード。
その前が、1999年、テイエムオペラオーが勝った年ですが、この年は2ハロン目が10秒4と超絶に速かったんですが、その他のハロンが、ラスト1ハロン以外すべて12秒台に落ち着く、という、ちょっと変わった流れでした。
その前が、1992年のトウカイテイオーの年。これも、2ハロン目が10秒8ですが、他のラップがすべて12秒台という、まあ順当なラップ構成となりました。ただしこのときは稍重です。
さてそれで。
この20年間で、「2ハロン目が10秒台になった皐月賞」は、今年のレースを入れてわずか5回しかないんですが、今年と1992年のトウカイテイオーの年以外の3回は、すべて良馬場。しかもノーリーズン、ダイワメジャーの頃は空前の高速馬場だったことを加味すると、今年の「稍重でインが荒れた状態で、それでなおかつ10秒9」は、ちょっとありえないほどのハイペースだったことが分かります。
これで、道中のラップがガタッと12秒後半に落ちるところが続くようだと先行馬も息が入りますが、今年の流れは、稍重で馬場差がハロンあたり0.1~0.2秒だったとしても、緩んだラップはなくてタイトな流れ。それでなおかつ、最後から2番目のラップで11.8というのが出現しているので、僕はこのレース、ものすごくハイレベルなレースだった、と評価しています。
このエントリで本当に言いたいことは、実はここから先なんでございます。
最初から2ハロン目の10.9 を作って先行馬全滅のペースを作った馬の一頭が、ゲシュタルト。(たぶん、ゲシュタルト自身のここのラップが11秒0ぐらいです。)
そして最後から2ハロン目の11.8という、レースの流れの中で2番目のラップを刻んだ馬が、これまたゲシュタルト。
これは、逃げていたバーディバーディが早めに手応えなくなって、ゲシュタルトが4角外から並んでほぼ先頭に並んでいるので、シュタルト自身のラップがたぶん11秒8。
先行馬全滅のペースを作った張本人が、4角回って苦しいところでレース2番目のラップをまた自ら刻んで・・・となると、坂で大失速というのが常識なんですがね。
ゲシュタルト、差のない7着。
これ、ものすごく強いと思いますよ。僕はこの馬、ダービーでもかなり上位評価です。
レース全体を見てみると、上位に来たのは、前半から2つ目の10.9のところで、馬に負担をかけないで後ろの方で慌てず騒がずどっしりと構えていた馬ばかり。
1着2着のヴィクトワールピサ、ヒルノダムールは、この時点でもうインにつけてます。
勝ったヴィクトワールピサはそのあとインベタをくるっと回ってきて、ジョッキーがとにかく超ファインプレイ。馬も強いけど。
2着のヒルノダムールは、まあ、強いことは強いんだけど、これはどうも「うまく展開がハマったかな?」という感もある競馬。
3着のエイシンフラッシュは小細工なしの正攻法で、これはけっこう強かったと思います。
皐月賞組から、ダービーで買いたいのは、ゲシュタルト、ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ。
ちなみに、京都新聞杯の最後の1ハロンのラップが11秒5なんだけど、位置取りを考えるとゲシュタルトのラップはおそらく11秒3ぐらい。これはおそらく、ダービーに向かってくる馬の中では、「ラスト1ハロン最速」ですよ?まあ、京都新聞杯は道中遅かったけどね。
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日時: 2010年05月27日 23:58
カテゴリー: ダービー
