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2010年02月11日

角田晃一ジョッキー【blandford】

今年もこの時期、競馬関係はいろんな人の引退が報じられる時期になりましたね。

驚いたのが、角田晃一ジョッキー。いろいろなニュースを見ると、すでに調教師試験への挑戦が4回目だったようですね。合格したんですから、これは当然、転身になんの迷いもないでしょう。

角田ジョッキーと言うと、ジャングルポケットのダービーやフジキセキとのコンビを思い出すファンが多いのかもしれませんが、僕にとって角田といえばシスタートウショウ。1991年に桜花賞を勝ってオークス2着した馬ですが、これがまた栗毛のたいへんな美人でしてね。
レースでもストライドが綺麗なもんだから、目立つわけです。

この年の牝馬は4強とか5強とか言われていて、桜花賞の時にはそれぞれ違う路線を歩んできた4強たちが揃って、「さあ、では一番強いのはどれだ」というレースになったので、なかなか興奮したものでした。やはり、「違う予選を勝ち上がってきた強い馬たち」による「ナンバーワン決定戦」というのが、競馬の醍醐味ですよね。

で、このときはシスタートウショウが、「4強」とか「5強」という前評判をあざ笑うかのごとく、桜花賞を軽く圧勝してしまったわけです。
で、桜花賞ではちょっと軽く見られた4番人気だったこの馬が、オークスを迎えた時点では、「この馬が抜けて強かったのか!」とみんなが気づいて、今度は単勝2.1倍の一番人気。
その、人気を背負ったオークスで、なんと角田騎手は、シスタートウショウを「ほとんど最後方」的ポジションからレースしたんですよ。これが物凄く刺激的な乗り方で、府中がどよめくどよめく。
栗毛の明るい馬体だからまた、最後方近くを追走してるのが目立つわけです。

当時角田騎手はまだ若かったんですが、これはなんというクソ度胸のあるジョッキーなんだ、とレースを見ていて舌を巻きました。

結果、直線一本で猛然と差してきて、逃げたイソノルーブルにわずか届かないハナ差の2着。
ゴールした瞬間は、松永幹夫・イソノルーブルがインでギリギリ粘ったのか、それとも、断然の脚いろと勢で大外から追い込んできた角田・シスタートウショウが交わしたのか、肉眼ではちょっと分からないほどきわどい争いでした。

もう20年近くも前のレースですが、これが、僕の中では今でもオークス史上最高のレースです。

1991年オークス(ゼッケン17番がシスタートウショウ)


フジのアナウンサーがレース中何度も何度も「シスタートウショウはここでいいのか!」と実況してますが、こんな乗り方、G1で一本かぶりの人気になった馬では、なかなかできるものではないと思います。

G1の舞台でこういうレースを見られると、競馬って本当に面白いな、と、感動してしまうわけです。




日時: 2010年02月11日 14:23
カテゴリー: F 競馬雑談