カレンダー

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      

« 馬を見たい【blandford】 | 1分41秒7は驚いた【blandford】 »

2009年07月23日

クラスの壁【blandford】

夏競馬になると、毎年思うのが「クラスの壁」のこと。

以前は4歳馬も5歳馬も入り乱れて降級しまくってたので、それこそ「夏競馬の序盤戦は、降級馬以外を買うやつはバカ」的な結果がバンバン出てたんですよね。
それが、クラス編成が変わったとともに降級のシステムも変わって、いま降級の恩恵があるのは4歳馬だけ。それで、たいした根拠もなく「以前ほど降級馬ばかりが強いわけでは、ないかもしれないな?」とか、システムが変わった当初は思ってたんですが、イヤーそんなことはない、やっぱり降級馬の好走率、けっこう高い(という印象)ですよね。

たとえば、今週、新潟の日本海Sにアグネススターチという馬が出走を予定しています。
この馬は本当に「クラスの壁」を見事に体現した馬で(笑)、1000万なら確実にいつも楽勝、しかし1600万ではまったく通用しない、というタイプなんですよね。ほんと不思議。

アグネススターチの戦歴を振り返ってみますと、1000万クラスに出走したことが2回あって、2度とも快勝。
1回目は、3歳の秋緒戦、兵庫特別(阪神2400)をあっさり勝って、その次が菊花賞に出て惨敗。
その後1600万下に5戦出走して、戦歴が6着、5着、7着、9着、13着。そのどれもが勝てそうもないレースで、1600万ではまったく通用しないんだなあ、というレースぶりが続いていたんですよね。それが、この夏に降級して、1000万の京橋特別を大楽勝。

前走のレースぶりを見ていると、1600万でもかなりいい勝負になりそうな雰囲気だったんですが、はたして今週もし出てきたとして、どうなりますか。

たぶん、クラスが上がると、馬にとって精神的なプレッシャーもキツイんでしょうね。

そのいい例が先日、ダート1700の日本レコードとなった札幌のマリーンS。
このレースで2着だったエプソムアーロンは、準オープンだったときには「そうとう強い馬」で、パドックでもけっこう自信満々に歩いていましたし、上でもいい勝負できそうな雰囲気満々だったんですが、オープンに上がってから3戦は、14着、10着、7着。
しかも驚いたことに、パドックでも完全に尻尾を巻いてしまっている状態で、「なるべく目立ちたくないんで、頼みます」的な歩様だったんですが、マリーンSでは相手も全体的に弱化して、パドックで久々に尻尾を巻いていなかったんですね。
「あー、今日はエプソムアーロン、尻尾を巻いてないなー?」と思ったら激走してしまいました。

これなんかは多分、「クラス上がって、他馬の精神的圧力に最初からギブアップ」という形だったんだろうな、と僕は見ています。いちいち具体的に思い出せないですが、そうではないかと思える事例が、けっこうあります。

しかしまあ、そうかと思うと、日曜(7月19日)の札幌11R、白老特別のセトノアンテウスのように、「1600万で3着した馬が1000万に降級ならアッサリだろ」と思って馬単を買うと3着だったりするので、なかなか難しいもんです。
セトノアンテウスの場合は、パドックで見て「これぐらいのデキなら、何とかするんじゃないのかな?」的な馬体で、つまり「なかなかいい」というわけではなかったんです。

やはり馬本位で見ていかなくてはならないですね~。なかなか難しいもんです。




日時: 2009年07月23日 11:07
カテゴリー: F 競馬雑談