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2009年04月29日

阪神大賞典評価【blandford】

春の天皇賞に向けて、ステップレースを評価しておきましょう。まずは阪神大賞典から。

【ラップ】
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13-11.7-12.7-13-12.7-12.6-12.3-13.1-12.9-12.8-12.9-12.9-13.4-13.5-13.7
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阪神大賞典は雨の重馬場で、ラップを見た感じだと、「ゴールまで全馬スピードが落ちて行った一戦」。・・・ではあるんだけど、実際のレースではテイエムプリキュアがけっこう後続を離して逃げていたので、後ろのグループは多分ハロンラップが13秒台平均だったのではないかと推測される。

一方、春の天皇賞は、ここ最近とくに道中のラップが厳しいレースになってきていて、「道中超スローでラストの切れ味だけ重要」的なレースにはならないのが、大きな特徴。
昨年などは、スタートして最初の1ハロン以外、ラストまで一度も13秒台のラップがない厳しい流れだった。その、去年のラップがこれ。↓

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13.3-12.1-11.4-12.2-12.1-12.2-11.8-12.8-12.6-12.5-12.7-12.3-11.8-11.3-11.5-12.5
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春の天皇賞の大きな特徴は、で示したとおり、ラスト4ハロンが極限に厳しくなることにある。
しかも、そこまで2400mを、けっこう緩みのないラップで走ってきたうえでなので、本当に厳しいレースだということが言えると思う。
この、「道中、13秒台がほとんどない厳しい展開」と、「さらにラスト4ハロンの全力疾走」というラップの構成は、去年だけではなくて、ここ数年の大きな特徴になっている。

そこから導かれる、「天皇賞を好走する馬」の条件は、「スタミナも切れ味も兼ね備えている馬」だということになる。以前、春の天皇賞と言えば道中ぬるい超スローで、ラストだけの切れ味比べ的なレースが多かった印象だが、いまは古馬最高峰の長距離G1にふさわしく、格調の高いレースになっていることが、ラップからはうかがい知れる。

実際に、ここ数年の勝馬は、アドマイヤジュピタ、メイショウサムソン、ディープインパクト、スズカマンボ・・・と、「過去に鋭い切れ味で勝った経験のある」タイプが制している。

さてそれで阪神大賞典だけど、これは雨の重馬場の我慢比べになってしまったという時点で、もしかすると天皇賞・春との関連性がかなり薄いレースになってしまったかもしれない、という気がする。
今年の阪神大賞典は、ラップと映像を見比べると、レースの性格としては「ワンペースで長い距離を走れる馬が好成績を収めた」という形だった。

まさに、「鋭い脚のまったくないアサクサキングス向き」のレースだったと言える。一番人気になりそうなアサクサキングスだが、体力はあるし走るバランスもかなり良くなっているのは間違いないが、いかんせん切れ味に乏しい馬なので、春の天皇賞では、勝つまでは難しいような気がするが、どうだろうか。

日時: 2009年04月29日 19:25
カテゴリー: 芝・中長距離