2007年10月15日
菊花賞~血の掟(1)【blandford】
淀の3000mを走って勝利をモノにするためには、どんな血統構成が望ましいのでしょうか。
当然、父親がどちらかというと長距離得意だと言うことナシですが、むしろ菊花賞の場合は、母系からのスタミナや底力の注入が不可欠、という感じがします。
さて、血統の話を大まかに分かりやすくするために、僕はずいぶん以前から、サラブレッドを「Phalaris系」と「それ以外」に分けて話しをしています。異論はいろいろとおありでしょうが、なにしろこうするとかなり分かりやすいわけでして。
Phalaris系というのは、現在世界で活躍する主要なサラブレッドの祖となっている、血統上の重要な分岐点です。いちおう、公式な見解としては、サンデーサイレンスも、ミスタープロスペクターも、ノーザンダンサーも(だから当然サドラーズウェルズも)、ナスルーラも、すべてファラリスPhalaris系の馬ということになっています。
そして、サラブレッドの「底力」は、往々にして、「Phalaris系以外の、異系の馬」によってもたらされることが多いのではないか、というのが、大まかな仮説です。この意見はもちろん僕のオリジナルではなくて、血統の専門家の方が、いろんなところでいろんな形でおっしゃってることを、自分流に焼き直したに過ぎません。
さてそれで、菊花賞の血統史。
菊花賞勝ち馬10年の血統構成を調べたところ、1着馬は必ず、4代の配合の中に異系の種牡馬を配されています。
表は、菊花賞勝ち馬の血統構成のうち、異系の馬のみをピックアップしたもの。
多くの馬が、異系の種牡馬を2回ぐらい配合されていることが良く分かります。
また、血統表の奥のほうに(母母の父とか母母母の父など)、異系の血が注入された血統構成が多くなっています。
もうひとつの大きな特徴は、父親が異系の馬がかなり勝っていること。過去10年でこういう重賞は、おそらく菊花賞だけなんじゃないでしょうか。
引き続き、ここに挙げた10年の前の10年はどうだったのか、見てみることにします。
一度更新します。
当然、父親がどちらかというと長距離得意だと言うことナシですが、むしろ菊花賞の場合は、母系からのスタミナや底力の注入が不可欠、という感じがします。
さて、血統の話を大まかに分かりやすくするために、僕はずいぶん以前から、サラブレッドを「Phalaris系」と「それ以外」に分けて話しをしています。異論はいろいろとおありでしょうが、なにしろこうするとかなり分かりやすいわけでして。
Phalaris系というのは、現在世界で活躍する主要なサラブレッドの祖となっている、血統上の重要な分岐点です。いちおう、公式な見解としては、サンデーサイレンスも、ミスタープロスペクターも、ノーザンダンサーも(だから当然サドラーズウェルズも)、ナスルーラも、すべてファラリスPhalaris系の馬ということになっています。
そして、サラブレッドの「底力」は、往々にして、「Phalaris系以外の、異系の馬」によってもたらされることが多いのではないか、というのが、大まかな仮説です。この意見はもちろん僕のオリジナルではなくて、血統の専門家の方が、いろんなところでいろんな形でおっしゃってることを、自分流に焼き直したに過ぎません。
さてそれで、菊花賞の血統史。
菊花賞勝ち馬10年の血統構成を調べたところ、1着馬は必ず、4代の配合の中に異系の種牡馬を配されています。
| 年 | 勝ち馬 | 父 | 母父 | 母母父 | 母母母父 |
| 1997 | マチカネフクキタル | - | - | シルバーシャーク (Man o'War系) |
テューダーペリオット (Hyperion系) |
| 1998 | セイウンスカイ | シェリフズスター (Hyperion系) |
- | - | カーネルシンボリ (Tourbillon系) |
| 1999 | ナリタトップロード | サッカーボーイ (Fine Top系) |
- | - | Double Jay (Himyar系) |
| 2000 | エアシャカール | - | - | Gleaming (Herbager系) |
Ribot (St.Simon系) |
| 2001 | マンハッタンカフェ | - | Law Society (St.Simon系) |
Luciano (Hyperion系) |
Ticino (Sterling系) |
| 2002 | ヒシミラクル | サッカーボーイ (Fine Top系) |
- | - | - |
| 2003 | ザッツザプレンティ | - | - | - | Prominer (Hyperion系) |
| 2004 | デルタブルース | - | - | Alleged (St.Simon系) |
- |
| 2005 | ディープインパクト | - | - | Busted (Blandford系) |
- |
| 2006 | ソングオブウインド | - | - | - | ヒッティングアウェー (Tourbillon系) |
表は、菊花賞勝ち馬の血統構成のうち、異系の馬のみをピックアップしたもの。
多くの馬が、異系の種牡馬を2回ぐらい配合されていることが良く分かります。
また、血統表の奥のほうに(母母の父とか母母母の父など)、異系の血が注入された血統構成が多くなっています。
もうひとつの大きな特徴は、父親が異系の馬がかなり勝っていること。過去10年でこういう重賞は、おそらく菊花賞だけなんじゃないでしょうか。
引き続き、ここに挙げた10年の前の10年はどうだったのか、見てみることにします。
一度更新します。
日時: 2007年10月15日 20:05
カテゴリー: 菊花賞
