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2007年09月25日

スプリンターズS推理-2【blandford】

秋の中山で行なわれるスプリンターズSは、スピードもパワーもハイレベルで要求される、かなり厳しい戦いとなります。
・・・ということはつまり、この時期に行なわれている過去の勝ち馬は、もしかすると1分7秒台の速い時計にも対応したことがあるし、1分8秒代後半のパワーを要する決着にも好走したことがあるのではないか??とアタリをつけて、各馬の戦歴を調べてみました。

するとこの勘は、おおむね正解。
以下、過去の勝ち馬の「スピードへの対応力」と「パワーへの対応力」を戦歴で見てみます。

■スプリンターズS/勝ち馬戦歴 ※距離の表記のないレースは芝1200
年度 勝ち馬 速い時計への対応 パワーへの対応
2006 テイクオーバーターゲット サマーS・G1(豪)1着
1分7秒8/59.5キロ
ゴールデンジュビリー・G1(英)3着
1分13秒5/59キロ
セントウルS(阪神)2着
1分9秒1/57キロ
2005 サイレントウィットネス 安田記念(東京1600)3着
1分32秒3/58キロ
チェアマンズS・G1(香港)1着
1分8秒5/57キロ
2004 カルストンライトオ アイビスSD(新潟1000)1着
53秒7※日本レコード/56キロ
アンドロメダS(OP)1着
1分10秒3/56キロ
2003 デュランダル 白秋S(中山・準OP)1着
1分7秒8/55キロ
2001 トロットスター CBC賞(中京)1着
1分7秒9/57キロ
シルクロードS(京都)1着
1分8秒7/58キロ
高松宮記念(中京)1着
1分8秒4/57キロ
2000 ダイタクヤマト 京洛S(京都・準OP)2着
1分7秒6/57キロ
函館スプリントS(函館)2着
1分8秒9/56キロ
やまびこS(福島)1着
1分9秒5/55キロ
 ※2002年は新潟競馬場で施行されたため、除いてあります。

G1で勝ち負けをしようという馬は、たいていの場合「単にスピードだけ速い」という軽いタイプでは難しい場合が多くて、時計のかかるコンディションへの対応(つまりパワー)もハイレベルでこなせなくてはなりません。
速い時計で勝ったことのある馬が、オープンクラスで遅い時計のパワー決着にも対応するためには、道中の折り合い・ストライドの力強さ・精神力の強さなどを兼ね備えていなくてはならず、案外と、その馬の底力を測るいいモノサシになったりします。(ただし、下級条件になると、時計が遅いのは単純に「足が遅い」だけの場合が多いので、1000万条件以下での戦歴は省く必要がありますが。)

さて、表のとおり、秋の中山で行なわれるようになってから、勝ち馬はデュランダル以外が全馬、この時点で「速い時計の決着」「パワー型の決着」の双方に対応していたことが分かりました。

デュランダルは、デビュー以来11戦目でスプリンターズSを勝ってしまったので、たまたまパワー優先型のレースに遭遇していなかった、というのが大きな理由です。実際に、この翌年、2004年のカルストンライトオが勝った不良馬場のスプリンターズSで、真っ黒になって2着に追い上げてきています。
デュランダルは、ものすごくパワフルなストライドで走る馬でしたしね。

ちなみに、ダイタクヤマトが勝ったやまびこSというレースは、2着がトロットスター(後のスプリントチャンピオン)、3着がメジロダーリング(後に函館スプリントS1着、アイビスSD1着、スプリンターズS2着)という、なかなかに凄いメンバーのオープン特別でした。
4月の福島でこの両馬を完封したダイタクヤマトが、その秋のスプリンターズSで単勝257.5倍のドンジリ人気だったというのも、今考えると少し不思議ですよね。

明日は、「前半が速いラップへの対応」「高速決着への対応」「パワー決着への対応」という3つの条件を満たす馬を、今年の出走予定馬から探してみますm(_ _)m

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日時: 2007年09月25日 23:49
カテゴリー: スプリンターズS