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« 神戸新聞杯パドック【blandford】 | スプリンターズS推理-2【blandford】 »

2007年09月24日

スプリンターズS推理-1【blandford】

スプリンターズSにはずいぶんたくさんの馬が登録してきましたね。それぞれの陣営が「出られるならウチのもチャンス」と思ってるわけですから、もうこれだけで「大混戦」と言っていいかと思います。

スプリンターズSがどういうレースになるのかを推理するのに、もっとも分かりやすい鍵は「ラップ」だと思います。過去のスプリンターズSを見て、共通する傾向があれば、今年もそういう展開になる公算が大、と考えて差し支えないでしょう。

■スプリンターズS/ラップ比較(1)■
年度 馬場 前半 後半 その差 勝ち時計 勝ち馬
2006 32.8 35.3 2秒5 1:08.1 テイクオーバーターゲット
2005 32.9 34.4 1秒5 1:07.3 サイレントウィットネス
2004 不良 33.6 36.3 2秒7 1:09.9 カルストンライトオ
2003 33.3 34.7 1秒4 1:08.0 デュランダル
2001 32.5 34.5 2秒0 1:07.0 トロットスター
2000 稍重 33.0 35.6 2秒6 1:08.6 ダイタクヤマト
 ※2002年は新潟競馬場で施行されたため、除いてあります。

これは、スプリンターズSが秋の中山に移行してからのラップです。
まあ、スプリントのG1なので当然と言うべきでしょうか、前後半のラップを比べると、「必ず前半がそうとう速い」という展開になっています。
前後半の差が一番少なかった年でも1秒4の差。最も大きかった年は2秒6もの差。
また、勝ち時計は、良馬場だけを抜き出すと、1:07.0、1:08.0、1:07.3、1:08.1となります。
(1:08.1のテイクオーバーターゲットの年は良発表ですが、天候は小雨。)
以上のことから考えて、次の3点のことが言えそうです。

(1)こういうラップの構成に対応して勝ったことがある馬が有利
(2)良馬場ならパワフルに差せる馬、馬場が渋るなら前の馬が有利
(3)良なら、最低でも1分8秒フラットぐらいの時計に対応できないとムリ


良馬場なら、勝ち馬のイメージは、
「自分のフットワークを守れるタイプで、爆発力に秀でていて、時計は1分8秒ぐらいに対応できる馬」
という感じでしょうか。
良馬場だと、逃げ馬は完全に苦戦。勝ったのは昨年のテイクオーバーターゲットだけですが、昨年は小雨だったので差しにくい馬場になっていた可能性もあります。


さて、このレースが冬に行なわれていた頃は、どんなラップ構成だったんでしょうね?

■スプリンターズS/ラップ比較(2)■
年度 馬場 前半 後半 その差 勝ち時計 勝ち馬
1999 33.2 35.0 1秒8 1:08.2 ブラックホーク
1998 32.9 35.7 2秒8 1:08.6 マイネルラヴ
1997 32.6 35.2 2秒6 1:07.8 タイキシャトル
1996 33.5 35.3 1秒8 1:08.8 フラワーパーク
1995 32.9 35.2 2秒3 1:08.1 ヒシアケボノ
1994 32.4 34.7 2秒3 1:07.1 サクラバクシンオー
1993 33.2 34.7 1秒5 1:07.9 サクラバクシンオー
1992 32.8 34.9 2秒1 1:07.7 ニシノフラワー
1991 32.2 35.4 3秒2 1:07.6 ダイイチルビー
1990 32.4 35.4 3秒0 1:07.8 バンブーメモリー


こうして見ると明らかなとおり、やはり中山の1200というコースが、このように「前後半の差がかなりあるレース」を要求するのだと思います。
前後半の差がかなりあるということは、つまり「最後は全馬バテバテ」ということです。レースの流れの中で、かなり消耗した上で、さらにラストで他馬より圧倒的に優れた瞬発力を繰り出す馬が勝つ、というレースがスプリンターズSです。
まさにG1にふさわしいG1で、それに値する勝ち馬を探さなくてはなりませんね。


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日時: 2007年09月24日 21:13
カテゴリー: スプリンターズS