2007年08月23日
ラップの見方/その5【blandford】
今週末は、競馬やるようですね。てっきりダメなんだろうと思ってたので、逆・肩透かしみたいな感じですが、やってくれるんなら競馬場に突撃です。
さて、競馬中止の間と思ってた企画の「ラップの見方」ですが、今日はちょっと別の事例を挙げて、ラップの分析の具体例をやってみましょう。
相変わらずはじめにお断りしておきますが、この「ラップの見方」はあくまでも僕なりの見方で、「決定版!」というものではありません。少しでも参考になる部分があれば、という程度のものですので、ご承知おきください。
さて、今日のサンプルは、北海道シリーズの2重賞で、「最後から2番目が最速」という「普通ではない」ラップ構成のレースが見られましたので、その分析を少しやってみましょう。
まずは、先日のクイーンS。
ラップがこれです。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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さて、このレースは、アサヒライジングが1番枠から出て、終始インベタキープ。そのまま、開幕週の絶好の馬場コンディションを生かして逃げ切ったレースでした。焦点となるのは、「アサヒライジングは本当に強かったのか、それとも展開に恵まれた面が大きいのか」ということかと思います。
ところで、芝の1800mというのは9ハロンですから、これを3分割して前半~中盤~後半と見ていくと、レースの流れがより分かりやすかったりします。
そのようにしてクイーンSのラップを3分割して見ると、こうなります。
↓↓↓
--------------------
36.1-35.9-34.7
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こうして見ると、レースの前半から後半に向けて、徐々にスピードが上がっていることがわかりますよね。
逃げ馬がこういうラップ構成で勝ったとき、僕は「かなり強い可能性が高い」と判断します。
なぜなら、こういうラップを刻まれたら、後続はまったく何もできないですし、こういうラップを刻めるということはスピードも体力もきわめて充実している、ということの証に他ならないからです。
さてでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
全体の中で最もラップが遅かったのはどこだったのかに注目します。そしてそれはひどいペースダウンだったのか(つまりスローに落ちたのか)、それともそうでない要因があったのか、を、レースを見ながら考えます。
青い数字の部分がそれですね。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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出て3ハロン目の12秒5が最も遅かったことが分かります。
ここはレースの中で言うと、1コーナーから2コーナーに差し掛かる大きなカーブのところ。
ここで馬群の並びはもう決まって、しかも大きなカーブを回るので、いったんやや落ち着いています。しかし12秒5ですし、それが続いたわけではないですから、これは極端にスピードダウンしているというほどではない、と判断できます。むしろナリでそうなった、という要因のほうが強いと思われます。またその一方で、このやや落ち着いた1ハロンは、アサヒライジングが逃げ切るための布石でもあった、という言い方もできます。
さてそして、このレースの流れの中で最も注目すべきは、そこからの5ハロンです。レースの中で言うと、2コーナー手前から4コーナー手前までの部分ですね。下の赤い部分をご覧ください。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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この赤い部分の5ハロン(1000m)の中で最も遅いのが12秒1で、この1000mをアサヒライジングは58秒6で走っています。
この「58秒6」を遅いと思うか速いと思うかで、アサヒライジングの評価が決まってきますが、まあ普通に考えてこの「58秒6」はかなり速いです。
そしてその最後(つまり4コーナー手前から直線にかけて)がレース中最速の11.2ですから、これはもう逃げ馬必勝の典型的なパターン。
そしてフィニッシュのラスト1ハロンも12秒台の半ばに落ちることがなかったわけですから、これはかなり強い競馬だったと、僕なら判断します。完全に本格化したと見ていいのではないでしょうか。
こういう「型」を身につけた馬は、しっかり仕上がって出てくれば、よほどのことがない限り凡走はしないものです。秋のアサヒライジング、かなり期待をかけてもいいと思います。
ラップの数字だけじゃなくて、実際のレースに注目してみると、4角までほとんど馬ナリですし、最後のコーナー回って鞍上が軽く仕掛けると反応もビビッド。これはかなり秀逸なレースぶりと思います。
意外に、ポイントは出て3ハロン目の「12秒5」だったのかもしれませんね。
ここで1ハロンほんの少し息を入れただけで、そのあとの6ハロンをタイトなラップでまとめきってしまうのですから、アサヒライジング、体力満々です。距離延長もまったく問題ないんじゃないでしょうか。
ちなみに、アサヒライジングは、フットワークを見る限りでは重馬場は本来あんまり苦にしないんじゃないかと思いますが、どうなんでしょうね?
いったん更新します。意外に遅くなってしまったので、続きはま木曜の昼にでもm(_ _)m
さて、競馬中止の間と思ってた企画の「ラップの見方」ですが、今日はちょっと別の事例を挙げて、ラップの分析の具体例をやってみましょう。
相変わらずはじめにお断りしておきますが、この「ラップの見方」はあくまでも僕なりの見方で、「決定版!」というものではありません。少しでも参考になる部分があれば、という程度のものですので、ご承知おきください。
さて、今日のサンプルは、北海道シリーズの2重賞で、「最後から2番目が最速」という「普通ではない」ラップ構成のレースが見られましたので、その分析を少しやってみましょう。
まずは、先日のクイーンS。
ラップがこれです。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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さて、このレースは、アサヒライジングが1番枠から出て、終始インベタキープ。そのまま、開幕週の絶好の馬場コンディションを生かして逃げ切ったレースでした。焦点となるのは、「アサヒライジングは本当に強かったのか、それとも展開に恵まれた面が大きいのか」ということかと思います。
ところで、芝の1800mというのは9ハロンですから、これを3分割して前半~中盤~後半と見ていくと、レースの流れがより分かりやすかったりします。
そのようにしてクイーンSのラップを3分割して見ると、こうなります。
↓↓↓
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36.1-35.9-34.7
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こうして見ると、レースの前半から後半に向けて、徐々にスピードが上がっていることがわかりますよね。
逃げ馬がこういうラップ構成で勝ったとき、僕は「かなり強い可能性が高い」と判断します。
なぜなら、こういうラップを刻まれたら、後続はまったく何もできないですし、こういうラップを刻めるということはスピードも体力もきわめて充実している、ということの証に他ならないからです。
さてでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
全体の中で最もラップが遅かったのはどこだったのかに注目します。そしてそれはひどいペースダウンだったのか(つまりスローに落ちたのか)、それともそうでない要因があったのか、を、レースを見ながら考えます。
青い数字の部分がそれですね。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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出て3ハロン目の12秒5が最も遅かったことが分かります。
ここはレースの中で言うと、1コーナーから2コーナーに差し掛かる大きなカーブのところ。
ここで馬群の並びはもう決まって、しかも大きなカーブを回るので、いったんやや落ち着いています。しかし12秒5ですし、それが続いたわけではないですから、これは極端にスピードダウンしているというほどではない、と判断できます。むしろナリでそうなった、という要因のほうが強いと思われます。またその一方で、このやや落ち着いた1ハロンは、アサヒライジングが逃げ切るための布石でもあった、という言い方もできます。
さてそして、このレースの流れの中で最も注目すべきは、そこからの5ハロンです。レースの中で言うと、2コーナー手前から4コーナー手前までの部分ですね。下の赤い部分をご覧ください。
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12.3-11.3-12.5-12.0-12.1-11.8-11.5-11.2-12.0
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この赤い部分の5ハロン(1000m)の中で最も遅いのが12秒1で、この1000mをアサヒライジングは58秒6で走っています。
この「58秒6」を遅いと思うか速いと思うかで、アサヒライジングの評価が決まってきますが、まあ普通に考えてこの「58秒6」はかなり速いです。
そしてその最後(つまり4コーナー手前から直線にかけて)がレース中最速の11.2ですから、これはもう逃げ馬必勝の典型的なパターン。
そしてフィニッシュのラスト1ハロンも12秒台の半ばに落ちることがなかったわけですから、これはかなり強い競馬だったと、僕なら判断します。完全に本格化したと見ていいのではないでしょうか。
こういう「型」を身につけた馬は、しっかり仕上がって出てくれば、よほどのことがない限り凡走はしないものです。秋のアサヒライジング、かなり期待をかけてもいいと思います。
ラップの数字だけじゃなくて、実際のレースに注目してみると、4角までほとんど馬ナリですし、最後のコーナー回って鞍上が軽く仕掛けると反応もビビッド。これはかなり秀逸なレースぶりと思います。
意外に、ポイントは出て3ハロン目の「12秒5」だったのかもしれませんね。
ここで1ハロンほんの少し息を入れただけで、そのあとの6ハロンをタイトなラップでまとめきってしまうのですから、アサヒライジング、体力満々です。距離延長もまったく問題ないんじゃないでしょうか。
ちなみに、アサヒライジングは、フットワークを見る限りでは重馬場は本来あんまり苦にしないんじゃないかと思いますが、どうなんでしょうね?
いったん更新します。意外に遅くなってしまったので、続きはま木曜の昼にでもm(_ _)m
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日時: 2007年08月23日 01:25
カテゴリー: ラップの見方

