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« 日経新春杯の性格【blandford】 | 京都ダート1800【blandford】 »

2007年01月15日

テンビー&オジジアン【blandford】

テンビーという種牡馬は、現役時代は2歳時にフランスのグランクリテリウム(G1・芝1600m)を勝って、イギリスのダービーでも圧倒的1番人気に支持された馬だそうです。
ダービーまでデビューから5連勝、しかもその勝ち方がけっこう「圧勝」だったらしくて、ダービーでは単勝1.8倍だったらしいですね。
しかしそのダービーを10着と激敗。それをきっかけ(?)に、その後の競争成績は3着・8着・7着・4着。
イギリスのチャンピオンSを4着に負けて、競走馬としてのキャリアを終えてます。

カーリアンの仔ですが、種牡馬のイメージとしてはとにかく『短距離』『奥がない』というイメージ。しかもかなり地味めな存在。一気に芝2000mを逃げ切ってしまうイメージなんて、まったくなかったんですけどね~?

京成杯を勝ったサンツェッペリンの父が、テンビー。
余談ですが今年はなんとなくテンビーの当たり年で、ローレルゲレイロの母父もテンビー。

京成杯は、ラップが

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12.6-11.6-13.4-12.2-12.5-12.1-12.2-11.4-11.4-12.2
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前半が62秒0なので、ここをうまくスローに落とせたのが勝因ですが、より具体的に見てみると、最初から3つ目~4つ目の13.4-12.2という部分が第一のポイントでした。ここはだいたい2コーナーのあたりなんですが、ここに一度13秒4というゆるいラップを作れたのが、レース後半へのタメになっています。
そしてもうひとつのポイントが、後半の11.4-11.4の部分。
3コーナーから直線にかけての部分で最もスピードアップしていることがわかりますが、これは逃げ馬必勝の配置。ここをこんなふうに走られてしまっては、後続はもう何もできません。
松岡ジョッキー、会心の騎乗と言っていい一戦でした。
正月の京成杯を勝ってしまうと大成しない場合もあるんですが、しかしあのキングカメハメハが唯一敗戦したレースもこのレース。ここに出たからダメ、というわけではなくて、このあとの成長度が問題となるわけです。
それにしても、ずいぶんダイナミックなフォームで走ってましたね、サンツェッペリン。
後半の3コーナーから直線の真ん中までを11.4-11.4で後続に何もさせないのは騎手がうまいのはもちろんなんですが、馬にもしっかり答える力があったということ。
ここで加速できるのは逃げ馬としては非常に安定感のあるレースぶりということになりますし、展開に恵まれての勝利ではありませんから、もしかすると春までちょっと注目かもしれません。

しかし、サンツェッペリン、母の父がオジジアンなんですね。
オジジアンというのはアメリカの在来血統Teddy系の種牡馬で、日本の実績はほぼ「ダート短距離専用」というイメージ。
まさか、テンビー×オジジアンという配合の馬が芝の2000を逃げ切るとは思ってなかったですが、生産牧場さんもこれはけっこう意外だったんじゃないですかね^^

まあ、もともとがTeddy系といえばネプテューヌス(ゴールドウェイなど)やフィデオン(メジロデュレンなど)のように、芝の長距離がいい父系ではあったんですけど。しかしここ10年は、すっかりダート短距離専用父系。ごくまれに、トウカイエール(父ソウルオブザマター)のように、芝中長距離でいいのもいるにはいたんですが。

広い馬産地からこういう馬を見つけて拾い上げてくる調教師の眼力も、たいしたものだと思いました。

テンビー×オジジアンが芝の重賞を勝つとなると、いよいよサンデー亡き後の競馬は群雄割拠という感じになってきました^^ 今後の血統動向、大いに注目したいと思います。


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日時: 2007年01月15日 20:53
カテゴリー: 競馬雑談