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« トーホウアタック速報【blandford】 | 日経新春杯の性格【blandford】 »

2007年01月08日

シンザン記念(G3)予想【blandford】

シンザン記念は、正月に施行されることからも「3歳精鋭たちの争い」という趣旨のレースではなく、むしろ「この時期の完成度比べ」「京都のマイルの適性比べ」というニュアンスの濃いレースです。

【ポイント1】
「この時期の完成度比べ」ということはつまり、言葉を変えると、「早熟で、今が旬な馬」「素質断然な馬」の争い、ということですね。この辺りの見極めが、シンザン記念の第一のポイントなんですが、「今が旬な馬」も「素質断然な馬」も、もしそういうタイプがいれば、すでに頭角を現していますよね。だから、そういう場合は、シンザン記念は馬券的には順当です。
逆に、全馬どんぐりの背比べ状態の年は、荒れる要素がふんだんにあると言えます。
まっ、衆目の一致するとおり、今年は順当でしょうね(^^;

【ポイント2】
もうひとつのポイントが、「京都のマイルの適性比べ」。これは、「これまでに直線で鋭い決め脚を使ったことがあるかどうか」でおおよその判断がつけられます。直線でモコモコとして決め脚を使えないレースを繰り返している馬は、まずシンザン記念で好走は難しいと言えます。ラップで見ると、ラストから2ハロン目を11秒台で走れない馬は、あまり見込みがありません。

そうした目で見ると、今年のシンザン記念は、5頭の争いだろうな、という気がします。内側のほうから順に書き出しますと、

 ◇エイシンイッキ
 ◇ローレルゲレイロ
 ◇アドマイヤオーラ
 ◇ダイワスカーレット
 ◇スズカライアン

どうしても馬券を当てたい場合は、この5頭の単勝を全部買うか(笑)、あるいは馬連のボックス、3連複のボックスなどを買えばたぶん当たるんじゃないかな、という気がします。ここに挙がっていない馬は、「決め脚のなさ」で落選した馬たちなので、よほど短期間に急成長しているか、馬の状態が激変しているかじゃない限り、好走は難しいだろうという気がします。

ではこの5頭の序列をどうやってつけようか、ということになるんですが、このあたりで「展開」について考えてみる必要がありそうです。
3歳春の京都マイル戦は、あまり極端なペースにはならないコース。シンザン記念も、多くの年が1000の通過59~60秒ぐらいで、直線の切れ味比べ、という展開となっています。
しかし今年は、1400を一気の逃げで勝ち上がってきたエイシンイッキが、やや飛ばし気味に行く形が想定されます。前走さざんかSの1000m通過が57秒8ですから、いくらマイルに変わったと言ってもこれがいきなり60秒ぐらいに落ち着くとは考えられないところ。
そうなると、前々で踏ん張りたい馬よりも、中団ぐらいにつけて鋭い決め脚を使う馬に、チャンスが大きいのではないかな、という気がします。
そういう観点から、つけた序列がこれです。

 ◎アドマイヤオーラ
 ○スズカライアン
 ▲ダイワスカーレット
 △ローレルゲレイロ
 △エイシンイッキ


◎アドマイヤオーラは、前走中京2歳Sでもっとも長くいい脚を使った馬。腰の弾力が抜群で、走るフォームが母のビワハイジにそっくりです。ならばマイルになって決め味が生きるのは、ダイワスカーレットよりも、むしろこちら。今度は直線一気の差しきりに期待します。

○スズカライアンは、前走未勝利の勝ち方があまりに鮮やか。前半の1000が61秒台の超スローだったのであの脚を使えたことは分かっているのですが、ラスト2ハロン11.4-11.8というラップのところで余力たっぷりに楽々と抜け出してきた脚は、大物感がありました。大勢逆転の期待は、この馬。血統的にはメジロライアンの0遺伝馬。まだこんな産駒がいたんですね~。

▲ダイワスカーレットは、大きなストライドで雄大に走る好素質馬。おそらく素質断然はこの馬で、あっさり勝つシーンまであるかな、という気もするんですが、けっこう芝がぼこぼこ荒れてるっぽくて、あのきれいなフットワークだと微妙に脚を取られてしまう可能性もある、と見ての評価下げです。あとは展開的に、この馬がサッと出て2番手か3番手ですが、ややハイペース気味との読みなので、▲としました。

△ローレルゲレイロはこの路線の安定株。しかもいかにも早熟っぽくて、買うなら今のうち、という馬ですが、ややスケール感で見劣りするような気がします。ただ、けっこう勝負根性のある馬で、本田騎手の乗り方ひとつでこの馬の単までありそうだという気もします。
ここまでが、展開ひとつで着順が変わる馬たち、という見方をしています。

△エイシンイッキは、母系がけっこう重厚なので、たぶんマイルもこなすと思うんですよね。父のテイルオブザキャットは短距離型だったようですが、母父のゴーフォージンはケンタッキーダービー馬。この、ゴーフォージンのお兄さんに当たるのがプレザントタップと言って、これはあのタップダンスシチーのお父さんとして有名ですね。そして、母母の父が、母系に入ってスタミナを伝えるBlandford系の馬なので、マイルはたぶん大丈夫。もし59秒台で行けるなら、残り目十分と見ます。

馬券は、◎○の単複と、◎からの馬単、そして3連複はやっぱりボックスかな(^^;
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※写真は竹島牧場期待のアグネスタキオン産駒、ぺこたん(牝・1歳)

日時: 2007年01月08日 04:51
カテゴリー: レース予想